行雲流水という言葉があります。
「周りに流されて生きる」
そう捉えることもできます。しかし、そういう生き方は必ずしも悪いと言えるのでしょうか?
今日は、そんなお話です。
人生は何が起きるか分からない。そんな当たり前のこと、理解しているつもりでも、できていなかったりします。
ここで、好きなことわざを紹介します。
人間万事塞翁が馬。意味はこうです。
幸か不幸か。それを決めているのは自分自身。目の前にはただ、事実があるのみ。
現実は全て、神様の思し召し。その点を明らめた上で、自分に出来る限りの努力をし続けるしかないのです。
事の顛末は神様が決めているとしても、それでも自分なりに一隅を照らして生きていく。
それが、自分の人生を生きるという事です。
行雲流水と矛盾しているように思えますか?
「流される」のではなく、「流していく」のです。
結果に囚われない。現実を受け入れるしかない。
自分の意思で生きる。この姿勢を常に持っておく。
最後に、ヒンドゥー教の聖典を引用して、記事の締めとします。