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Fintech革命 ブロックチェーンテクノロジー イーサリアムとスマートコントラクト Vol.4


皆さんはブロックチェーンという仕組みをご存知でしょうか。
仮想通貨に代表される、分散型でネットワーク、データベースを共有するテクノロジーです。従来の中央集約型と異なり、この革命的なテクノロジーが生み出す市場は、年間66%で急成長しており、経済産業省の発表では将来的に国内だけで67兆円の市場規模が予想されています。
今回はこのブロックチェーンの仮想通貨以外の利用について調べた事を記載します。

ブロックチェーンの仕組みは以前の記事に書いています。宜しければ読んでみてください。
前回の記事はこちら。


はじめに~ワールドステート

イーサリアムにはワールドステートという考え方があります。
今回はこのワールドステートの考え方について記載したいと思います。


ワールドステートの必要性

結論:スマートコントラクトは外部の情報を参照できない。ワールドステートというブロックチェーン記憶領域を使用する。

外部の情報とは、例えば外部ファイルの参照や外部のAPIやプログラムなどですが、スマートコントラクトは全員で合意した結果を相互で合意し合う為、スマートコントラクトが参照する情報も全員で合意した物でなくてはいけません。外部のデータを参照してしまうとスマートコントラクトが出した答えが正しい事を検証できなくなる訳です。

ワールドステートの参照方法

事前にブロックチェーン上のワールドステートに登録され全体合意されたものは全てのスマートコントラクトから記憶領域として参照可能です。

ブロックチェーン_スマートコントラクト_8_ワールドステート登録

ブロックチェーン_スマートコントラクト_9_ワールドステート参照

最後に、

今回はスマートコントラクトから参照する記憶領域であるワールドステートについて記載しました。
今後もブロックチェーンの調査を進めて行きたいと思います。

最後までお読み頂き有難うございました。この記事が良かったと思われる方は、スキやフォローしていただけると嬉しいです。

次の記事はこちら。


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