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私の特等席

こんばんは。みなさまいかがお過ごしでしょうか。私は今日は世界堂さん主催の公募、世界絵画大賞展の絵を二枚搬入し、さらに病院にも行って、帰りに家族に小さなケーキの詰め合わせをお土産に買ってきました。



今日は嬉しいことが三つもありました。

一つは、ケーキの詰め合わせが10%割引だったこと。しかも家族の好きなチーズケーキのアソート。美味しかったし、家族の笑顔を見られたので、買えてよかったな、と思いました。

二つ目は、親から臨時のお小遣いを貰えたこと。明日の石フリマとその後の食事用に、と、病院と買い物代のお釣りを丸々貰えたのでかなり助かりました。お言葉に甘えて、明日、素敵な石と美味しいご飯に変えようと思います。

そして一番嬉しかったのは、三つ目、今までコロナ禍で使用禁止だった、バスの入り口の近くの高い座席が使えるようになっていたこと。
コロナ禍前の高校時代の私は、バスに乗るときはいつも、入り口近くの一段高い座席に座っていました。あの座席に座ると、外の高い空とバス全体が見渡せる上に、パネルの隙間から、運転手さんがハンドル操作をする様子をじっくり見られるので、同じ料金を払ってバスに乗っていても、普通の席よりちょっとお得な気がするのです。
コロナ禍になってから、三密を避けるために、とあの席がずっと封鎖されていて、こっそり悲しんでいました。でも、今日バスに乗ったら、あの席が開放されていたので、嬉しくなって思わずバスの中でにやけてしまいました。今日は荷物が多くてあの席には座れなかったけれど、今度からまた積極的に座ろうと思います。

コロナ禍を経て私たちの生活は大きく変わってしまったけれど、バスの座席のように、周りが少しずつ元に戻ってきているのを嬉しく感じます。それと、意図的に気を配らないと気付かない程度だけど、少しずつ、でも確かに世界は変わっていて、その中にいる自分もきっと変わったのだろうな、と思います。コロナは5類になったとはいえまだ油断は禁物だし、身内が基礎疾患を持つ私はまだマスクをします。どうにも昔と変わってしまったこともあるけれど、それは必ずしも悪いことではないと信じています。常に移ろいゆく時代と自分を抱えて、一歩ずつ、元の生活に戻れたらいいな、と願っています。

これを読むあなたがいつか普通の日常を取り戻せますように。それではまた明日。

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