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小林正観さんのトイレ掃除にまつわるエトセトラ4~「自我」というごみを取り除くことで、エネルギーが入ってくる。

「トイレ掃除をすると仕事やお金に困らなくなる」

 これは、小林正観さんがずっとトイレ掃除にまつわる事実を集めて検証した結果、
出てきた言葉です。
 
始まりは、アメリカの富豪たちが世界中に人を派遣し、3つのことを調べさせたことに起因します。
 
1 不老不死の薬・食べ物・方法はあるか。
2 貧乏人が必ず金持ちになる方法はあるか。
3 金持ちが金持ちでいられる方法はあるか。
 
 そして、得られた結論は、
 
・不老不死については、そんなものはない。
・金持ちには共通項があった。
 それは、トイレのふたが閉まっていたということ(笑)。
 
 正観さんもこの結論に爆笑したとか。
 そして、笑い話として、講演会のあちこちで話したそうです。
 
 すると、トイレを掃除するようになったら

「臨時収入があった」
「手がきれいになった」
「健康になった」
「前向きになった」

などなど、想像できないような楽しいこと、よいことがやってきたと報告する人が増えたとか。
 そこから、

正観さんはトイレ掃除には、何か良いことを引き寄せる力がある、潜在意識と関係があるのではないかと考えるようになったそうです。

 トイレ掃除をすると仕事やお金に困らなくなる~まとめればいいことが起こる、運が良くなると言い換えられます。
 そして、各地で講演する中で、トイレ掃除に関する面白い情報もさらに集まり、より、トイレ掃除の面白さ、どうしてよいことが起こるのかについての考えも深まったようです。
 例えば、次のような内容です。


1 きっかけは損得勘定でも、楽しくやっている人に臨時収入が入る。

 正観さんは、「邪心、下心、損得勘定100%でもかまわないから、とにかくトイレ掃除をやってみましょう」と言っています。

 それはなぜか?

 私の勝手な想像ですが、

掃除を続けることで、自分の心がポジティブに変化するからだろうと思います。すると、そのポジティブな変化に合わせて、現金だけではなく、自分を取り囲む状況、環境、仕事などが「ポジティブ」なものに変化します。いや、引き寄せられてきます。

 トイレ掃除をして臨時収入を得た人の多くは、

だんだんと「得したい」と言う気持ちから、

「とにかく楽しい」
「次にどんな嬉しいことが起こるか、わくわくする」
「面白いから」

と言う気持ちに変わるようです。そして、その変化に合わせて、おもしろい人生展開が始まるようです。

2 「自我」というごみを取り除けることで「宇宙」とつながる

 曹洞宗などの禅宗では、修行の一つとして「掃除」、特にトイレ掃除が重視されています。

その目的は「自我を捨てるため」

だそうです。
 自我の特徴的な考え方には
 
ああしたい
こうしたい
こうでなければならない
~すべき
 
があります。そして、この思考の時は「我を張って」、りきんだ状態になります。
 
 人はリラックスしているときに、能力を開花させる、自分が思っている以上の力を発揮できるといいますので、自我(私が、私が~の思い)が強くはたらいていると、思うように力が出せないようです。
 正観さんは、この自我と「宇宙」(深層心理学でいう「無意識」と言ってもいいかもしれません)との関係を次のように例えています。
 
 宇宙のエネルギーと人との関係は、巨大なダム湖と導管によく似た構造になっています。このダム湖には、宇宙から見て私たち人間が必要だと思うもの、ほしいと願うもの、ありとあらゆるエネルギーが蓄えられています。
 ダム湖の下にある水の流出口につながる導管が私たち人間であり、いつでも好きなだけ水を取り出せるようになっているのですが、この導管の中にごみが詰まっていると、本来いくらでも出てくるはずの水の流れを止めてしまうことになります。
 この詰まらせているゴミは「自我」と言うものです。 
 この「自我」というごみを取り除けば、上から無限の宇宙エネルギーが勝手に流れ込んできます。導管に詰まった「自我」を掃除してあげれば、エネルギーが勢いよく流れだします。

このエネルギーの宝庫である「宇宙」とつながるには、人が嫌がって、なかなかやらないトイレ掃除を行うのが、一番効率がいいみたいです。

 うつ病の改善にトイレ掃除がいいというのも、不安が大きくなっていたり、自分を好きになれない状態であったりする人に、「エネルギー」が戻ってくるからかもしれません。
 
 実際、私自身もトイレ掃除を経験していますが、掃除前はあれこれと悩みや心配、不安などで、頭の中がごちゃごちゃ。いろんな「おしゃべり」が飛び交い、静まらない状態だったのが、便器を磨いている内に、だんだんと「静寂」が訪れました。気づくと、黙々と便器を磨いていました。
 
 そして、掃除後に白くピカピカになった便器を見て、清々しさや達成感、何ともいえない安心感を得ました。それがやみにつきになって、「修行」や「義務」ではなく、自分から掃除したいというモチベーションにもなっています。
 

3 素手でトイレ掃除をすると臨時収入の桁が増える

 トイレ掃除のいろいろなやり方があります。
 ただ、正観さんの話によると

「汚れに対して生身で近づくほど、臨時収入の額が増える」ようです。

 例えば・・・
 
 ゴム手袋を使うよりは素手で。
 小さな汚れにも手を抜かず、落ちない汚れには爪を使う。
 自宅だけではなく、不特定多数の人が使うトイレもきれいにする。
 
 そういえば、北野武さん(ビートたけし)さんは、自分が使った飲食店や公園のトイレを30年以上掃除しています。当然、掃除道具をもって歩いているわけではないので、トイレットペーパーや時に素手で掃除をするといいます。
 タモリさんも、手袋ではなく素手で、時に爪を使って掃除するそうです。
 さらに福山雅治さんは、飛行機や飲食店など、不特定多数の人が使うトイレを掃除するそうです。
 
 何やら、トイレ掃除と臨時収入、成功との関連がありそうです。
 
 詰まって流れなくなったトイレもあります。
 でも、そんなやりがいのあるトイレを見つけたらラッキーなのかもしれません。
 詰まったトイレなど、滅多にあるもではありません。
 詰まったトイレに出会わない人生は「つまらない」のかも(笑)。

一番大切なのは。損得勘定、下心があってもいいから、「面白がって」掃除をすることかもしれません。そんな面白がる心の状態が、さらに「おもしろい」と思える現実、現象を引き寄せていくのかも・・・。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
皆様の心にのこる一言・学びがあれば幸いです。 

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