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「菊乃井」の村田さんを参考に◆ゴーヤーのおかか和え

連日の猛暑ですね、暦は秋となりましたが、涼しくなる気配もありません。
ゴーヤー大好きな田中弥三郎です。

私は鍼灸マッサージ師ですが、毎日のゴハンは私の仕事。レシピも投稿してみたいと思います。
私の料理のポリシーは、

  • 聞いたらすぐ作れるくらい簡単

  • よくある調味料でシンプルに

  • なるべく素材そのままの味と形

です。
手抜き?ズボラ?
それでいいやん、毎日のゴハンなら。
簡単なことは、悪いことじゃない。
みんなそれぞれの食卓です。
自分の好きなゴハンこそ至高。

ところで先日、こんな本を読みました。

妻がお知り合いの方から戴いた本です。

「菊乃井」の村田吉弘さん、料理研究家の高橋善郎さん、管理栄養士の本田祥子さん監修
宝島社


『だしの黄金比』

トップの写真にもしてますが改めて。

和食の味つけというと
難しく考えがちですが
「基本の味」を作るのは、とても簡単。
しょうゆとみりんが、1:1。
シンプルな和食は、たったこれだけでいいんです。
みりんは、「みりん風調味料」でなく「本みりん」を使ってください。
本みりんを使うことで、
酒や砂糖はいりません。
この調味料の黄金比を揃えたら、
あとは、水分=だしを組み合わせるだけ
これで和食の基本
「毎日食べたい味」の完成です。

村田吉弘(「菊乃井」三代目主人)

これこれ!!
こういうことなんですよ。
シンプルな和食。いい言葉。

ということで、作ってみました。


【ゴーヤーのおかか和え】

材料

  • ゴーヤー

  • かつおぶしたっぷり

  • しょうゆとみりん…1:1


手順

①ゴーヤーを洗って縦に割る。タネとワタを取り、2〜3ミリの厚さに切る。

②耐熱ボウルやシリコンスチーマーなどで①のゴーヤーをレンジ加熱する。
加熱具合はお好みで!2分くらいが目安です。
一口食べて、加熱具合を確認してください。
青臭みが抜けてほどよく食感が残るくらいがオススメです。
レンチンだと、しっかり苦いです。
薄切りにして茹でたほうが苦みは和らぎます。

③耐熱の小鉢などにみりんを入れ、レンジ加熱で煮切る。大さじ1なら、600wで60秒。

④全部を混ぜ合わせて出来上がり!!

料理を写真に撮るの、難しいです。

かつおぶし、みりん、しょうゆってテッパンの組み合わせです。
ゴーヤーの苦味にかつおとみりんの甘味がたまらんです。

苦味と甘味の組み合わせって不思議ですよね。
牛乳に砂糖入れて飲む人は少ないけど、そこにコーヒーが入るとみんな大好きなカフェオレ。
プリンのカラメルソース、あれも苦味と甘味のゴールデンコンビ。
そして極めつけはチョコレート。
苦味と甘味の組み合わせって堪らんですわー。

もちろん、かつおの代わりにすりごまを使えばゴマ和えになります。
意外に思う方もあるかも知れませんが、きな粉を和え衣にしても美味しいですよ。
みりんとしょうゆ、プラスアルファで無限に和え物は作れます。

毎日のゴハンって、これくらい簡単でないとと思うんです。毎日なんだし。
野菜の和え物や煮炊きものが大好きなんですよね。
手順が少なくて単純、調味料もシンプル、味は素材の味を楽しむってことで。

ゴーヤー、美味しいけど今年は高いなぁ…

#夏の旬食材レシピ

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