【#137】あらゆることに対し当事者スイッチをONにしよう!
おはようございます。今朝は、プレミアムリスナーに加入している木下さんのLive放送を聴いていました。プレミアムリスナーでいらっしゃる林さんが登壇し、ジブン株式会社マガジン(木下ファミリーでnoteを発信する際の#)を発信し続けている人で「話す」対談企画の相談をすると言う内容でした。
お話を聴いていて、非常に面白そうなお話だなあと言う思いもさることながら、現在職場で感じている課題の解決に向けたヒントになる部分もありましたので、気づきについて書いていこうと思います。
○主体性のあるコミュニティ形成
木下さんのVoicyでは、パーソナリティの木下さんからの掛け声でリスナーの人が同じ方向を向いて続けていることが2つあります。
1つは、放送を聴いたらいいね&コメントをすること。これは聴いて聞きっぱなしにするのではなく、きちんと1つのトピックに対して自分の意見をきちんと持って、それをアウトプットする訓練で行われております。加えて、瞬発力(考える→返す)を高める訓練として効果的で、日々何か言われた時にパッと返せるようにするための取り組みでもあるんですね。
もう1つはnoteでの発信です。上述したジブン株式会社マガジンの#をつけて発信をしていくと言う内容で、ネタを見つけて、書いて発信する訓練です。
かくいう私も、これら2つは自分で課題意識を持って取り組んでいることで、一緒に活動している仲間(プレミアムリスナーで同じ活動をしている方)の存在もあり続けられているのですが、この取り組みが多くの方に浸透するきっかけになったのは木下さんがご自身のVoicyで粘り強くやろうぜ!って発信してくださった結果なんですよね。
木下さんVoicyは、リスナーの方を巻き込んであらゆることに当事者意識をもつ訓練を、木下さん自らがコーチとして先導してくれているコミュニティなんだなあと実感しました。これってすごいことですよね。ただのインフルエンサーと木下さんの違いだなあと思います。
木下さんの放送を聴いて意見を持って発信するには、そのトピックを自分毎として捉えないと発信ができません。加えてnoteの発信をしていると、ネタが切れてくるのであらゆることに対して当事者意識を持って考えるという癖がついてきます。これを繰り返していくと、勝手に何かの話に触れたときに、それって〜という意見を考える癖が自然についてくる。加えて、いいね&コメントで鍛えた瞬発力で、それってこう思うんだよね!なぜかというとさ〜、と考える癖もついてくるわけです。
まだ半年も立たずして上記2つの取り組みの効果を体感しているので、これからも継続していこうという思いを強くしました。
それと同時にこの「あらゆることに対する当事者意識」って今の職場の課題にも通ずるところがあるのではないか?ということも考えました。
続いて、職場のことを書いていきます。
○現在の職場の課題
職場の課題は「作業員」が量産されてしまっていることだと思ってます。
私は今大学に勤めていて職員という立場で働いています。大学職員の組織は主に「法人部門」と「教学部門」に分かれていて、前者が総務や経理、経営企画などのバックオフィス系、後者が学務課(履修登録をやったり教室予約したり)や学生支援課(休学や退学手続き、証明書の発行や個人情報管理など)の学生接点のある部署に分かれます。
私は教学系部署で働いていて、部署の構成員は10名程度。
そこで最近感じるのが、部署の力が全体的に落ちていることです。超抽象的な表現ですが、弱くなってるなあと。なぜそんなことを感じるのかというと、最近大学を取り巻く環境もどんどん変化しており、学生受入や在学中におけるダイバーシティ経営が社会的にも求められるようになっていて(例えば、障害者差別解消法の改正に基づく合理的配慮提供の義務化などを授業運営に反映させる必要があったり)、こういう「考える」課題が降りてくる機会が多いのですが、その時にそこで思考停止する人が多いんですよね。
平気で「やったことないからできない」とか「わからない」とか「それを考えるのは私の仕事ではない」とか言うわけです。加えて、そんな状況下で、ひたすら自分の作業だけをこなして仕事をやっている職員が結構多くなってきた実感があります。それが祟ってか、少しの問い合わせでも、これで良いか確認をお願いします、とか、とにかく正解を求める気質が蔓延しているんですよね。大学は学生がお客さんでもあるので、そこは間違った案内をしないことは大事なのですが、対教員とか別部署とか、いいじゃん、社内のことなんだし少しくらいミスってもと思うのですが、とにかく正しさを担保されないと動けない(上位者が忘れていると、見てない方が悪いと言わんばかりに本人も帰っちゃうということも)。さらに、確認を求められたことに対して、これってここはこうした方がもっと伝わると思うし、こうだと思うんだけどどう?みたいに聞くと、わかりましたと言われる。いや、どう?って聞いてるのだがと思うのですが。
なんでこんな状況になっているかというと、前の管理職が徹底的にミスらないことを求めるマネジメントスタイルで、外に発信する時には絶対に上位者の確認を通してからという雰囲気を作っていたこと(明文化はされていませんでしたが)。また、新規事業が増えて仕事が増え続けていることでそれぞれの担当の負荷が大きくなっていて、モチベーションが低下&各担当が守備範囲を決めて固めにかかっていることが原因だと思ってます。
この辺りは管理職のリソースマネジメント不全やビジョニングの課題があると思うので、今の課長(1年前に着任)にも話をしようと思ってます(現在、私の立場的に管理職扱いのまま、役職をつける部署が決まっていない(椅子が空いてない)状況なので、同じ目線で勝手に今の部署の管理職2だと思って一緒に考えようと思います)。
ちょっと色々細かいことを書きましたが、先日木下さんの放送でもありました「作業員」が現場に量産されている状況なんですよね。
考える力が落ちる&思考停止する→正解を求める→正解がないことはできない→それは私の仕事ではない〜みたいな負のループ。
これを打破するにはやはり「当事者意識」の醸成しかないかなと改めて思いました。そのためには、今朝の放送の中でも話があったのですが、毎回当事者としてコメントを求められている立場に当人がおかれることが大事なのかなと思ってます。
○まとめとできること
職場での当事者意識醸成には、ミスっても所詮社内でしょと言う局面ではあえてメール返信や回答の下書きは見ない(自分の裁量で進めろ)と言うスタンスを取りながらも、木下さんのように粘り強くコメント(意見)を求めていくスタンスを貫いていこうと思います。ちょうど目標設定の面談時期なのでメンバーに話すには良い機会かなあと。
あらゆることに当事者意識を持つって人生の主導権を他人に渡さないことに極めて強く結びつくことだと思うんですよね。私は自分のこれまでのキャリア人生を通じて自分で手綱を持つことの重要性をとても強く実感していますし、自分の人生を通じてそのための取り組みをまとめる&発信していくこともミッションだと勝手に思っていますので、粘り強く取り組んでいこうと思います。
余談ですが、今日の記事を書いていて、当事者意識を持たない作業員が量産される「やばいよ、大学」(大学の内情を書いたもの)ってちょっと面白そうですね。というか、そもそも大学職員てめっちゃ楽という印象がありますが、楽な部分としんどい部分、そして今後求められていく能力とか、その辺の働く側の話と、大学を取り巻く環境に関する記事ってそういえば書いてなかったなあと。ちょっとテーマを決めて書いてみようかなあ、なんて思いました。あとは非営利組織のマネジメントのあるべき姿を現場から模索する記事なんてのも書いていこうかな。
それでは!みなさま、良い日曜日をお過ごしください。
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