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ルールと戦いたい反抗期の自分がルールについて考えてみる

「なんで人を殺しちゃいけないんですかぁ?」
「なんでルールを守らなくちゃいけないんですかぁ?」

 こんにちは、反抗期のイモムシストです。中二病です。上に反抗期的質問を並べました。今日は中二病として、そういう感じの問いについて考えます。皆さんも青春を取り戻せたらいいですね。

命の重さを忘れる

 中学生はまず、命について悩みます。
「死刑囚にだってかけがえのない命があるのに…」
みたいな感じです。しかし、ここで私たちは大人にならなくてはいけません。どんなに死刑囚が可哀想でも、その人を許したら社会が乱れるのです。まず遺族が激おこぷんぷん丸になります。ぷんぷん丸はテロリストの幼虫かもしれません。
 めんどくさくなりたくないので悪者、及びナワリヌイ氏は殺しておいた方が懸命でしょう。大統領が、国際社会を乱す張本人だったらどうにもできませんがね。

 法律は、死刑囚や政治家やサラリーマンなどの人間のためにあるのではなく、社会の秩序のためにある。お前のためにあるのではない。

社会は関係が定まっている

 中学生は社会ってなんなのかよくわかっていません。小学生の時は、「社会を明るくする作文」を当たり前のように書いていたのに、今更耐震工事を忘れていたことに気がつくのです。
 社会と呼ばれるものたちから共通点を見出せば社会とは何かわかるはずです。
生物社会(細胞〜生態系まで全ての階層)、サルの社会、ヒトの社会、狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会、デジタルネイチャーな社会。
 これらの社会に共通しているのは、関係が設定されてる。定まっているということです。定まっているからこそ、〇〇社会と呼ぶことができるのですわ。

生物社会の定め

 生物社会においては、カエルの子がカエルであるというようにして定められています。転んだところから鱗が生えることはありませんし、植物が拗ねて光合成をやめることもありません。なぜカエルの子がカエルなのかと言いますと、カエルの情報がDNAに保存されているからです。分子が遺伝子にコントロールされています。

人間社会の定め

 人間社会は、ルールによって定められています。憲法や法律や学習指導要領などなど、色々なルールがあることで秩序を保ちます。生物社会では遺伝子が分子をコントロールしていましたが、人間社会ではルールが分子をコントロールします。そういえばコペルくんが、人間は分子だと言っていました。

 DNAによって物質がコントロールされたり、ルールによって人間がコントロールされたりすることによって、社会の秩序が守られる。

ルールはルールのためにある。労働は労働のためにある。

 ここで言うルールは遺伝子や法律などのことで、労働者は分子のことです。タンパク質は分子です。政治家も分子です。じゃ、そういうことで。
 ルールがなければ労働者はバラバラになるし、労働者がいなければルールは忘れられてしまいます。遺伝子あっての生物。生物あっての遺伝子です。
 生物のゲノムは自分自身が定まるために、労働者をコントロールしています。労働者は自分たちが労働するために、ルールを実践しています。

 ルールがうまく労働者を動かす。労働者がうまく動くことによってルールが保持される。ルールがうまく労働者を動かす。というループを遵守すれば、社会の崩壊を防げます。
 
イーロンマスクがどんなに頑張っても、宇宙もいつかは滅んじゃうのですが、せいぜい頑張りましょう。

 気をつけて欲しいのですが、ここで効率化を求めすぎてはいけません。私たちがループさせたい社会は効率な社会ではありません。幸せに生きられる社会です。人類のほとんどを占める非サイコパスは、自分の幸せを願っています。ついでに他の人の幸せを願っていたりもします。その願いを叶えるために、社会は存在しているのです。それを忘れちゃいかんのです。

終わり

 中二病として、自分の質問に真摯に向き合えたかと思います。具体的なことは全然わからんので、勉強しなきゃだなと思いました。全体を通じて読点が少なくてごめんなさい。
 周りの人がなんでもお教えてくれると思ったら、大間違いらしいです。自分から学んで考えることが中二病に求められています。自分が正しいと思いすぎて、ヒトラーみたいになりたくないので、そこそこ頑張って、そこそこ楽しんで、そこそこ絶望して、そこそこ幸せになりたいです。

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