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#72 ChatGPTを活用した所見文作成術:効率的な書き方と成果の分析

所見を書くのは大変な作業です。
人数が多いクラスは人一倍大変かと思います。
効率よく仕上げるためには、やはり、コツコツと情報をためておくことです。
文章を作成するのが苦手な人にとって、メモはためてあってもそれをいざ文章化するとなるとものすごい時間がかかるって人もいるのではないでしょうか。
そこで、今回は、ChatGPTを使って所見文を作らせたらどうなるのか実験してみました。

設定
目標意識が低い子
字が雑であるのをなんとかしたいと思い、担任から花丸もらいたいという一心で字を丁寧に書くことを目標にした。
以降今まですすんで挨拶などしてこなかった子がなぜか挨拶するようになる。
すすんで手助けもするようになった。
できることが増えるとそれが自分の自信につながった。

メモを活用して人が書くとこうなります。
→字形整えて漢字を書けるようになりました。すすんで挨拶する意識が高まり、担任以外にも元気よく挨拶しています。できることが増え、自信をつけました。75字

ではAI所見はどうでしょう?
150字以内、100字以内、80字以内という3つの設定でやってみました。

150字以内
100字以内


80字以内

80字以内の設定だと、情報量が多かったため、漢文のような所見文になってしまいました…(笑)80字以内でしたが、48字でした。
100字以内の設定も同様に漢文みたいになり、しかも結果はなぜか43字と80字以内のときより少なくなる事態。なぜ…
150字以内になると、素晴らしい所見文ができました。ですが…よく字数を確認すると200字近くあるでありませんか(*_*)

便利ではありますが、まだまだ試行錯誤は必要そうです。
あくまでも命令は人で、処理がAIというだけなので、どのような指示を出すかが重要だとわかりました。
ChatGPTは、人が知識や情報をしっかりともつことで活用できる道具と言えます。

今回はこのへんでおしまい。
またいろいろ試してみます。

参考になる方がいたら幸いです。




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