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僕の故郷は2つある(我有两个故乡)

数日前にラジオでニュースを聞いた時のことです。
「外国」と言う言葉に小1の長男が反応しました。
僕は外国に行ったことがある?と聞いてきました。
咄嗟のことに私は考えながら独り言のように話しました。「うん、外国ね、日本以外の国ということだから、中国だね。中国には行ったことがあるよ。」
そしたら、夫が、「いや、中国は外国にならないよね。この子たちにとって中国はもう一つの故郷よ。」と言って長男に更に分かりやすく説明しました。
長男はとても納得して得意げな顔で喜んでました。

その時、私はハッとしました。
よく考えたら、一時帰国の時もその話をする時も、日本にも中国にも私はいつも無意識に「帰る」という言葉を使っています。
夫のその言葉、その優しい気持ちで嬉しくなって涙が出そうでした。

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