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読書日記~女性が活躍できる仕事のルール2~

「自由に働くための出世のルール 父がわたしに教えてくれなかったこと」
秋山 ゆかり著


「自由に働くための仕事のルール」とともに出版されたものであり、今回は女性が特に気を付けたい点について詳しく書かれている。中でも私自身に刺さった2点について取り上げたい。

・イメージ戦略
地位・場面・目的に合った服装を戦略的に考える必要がある。部長職までは脇役に徹するファッションであることが大事であるが、経営層に立つ場合はそうはいかない。
では、どのようなファッションをすべきなのか?
初対面では基本的にコンサバティブなファッションであれば問題はない。時と場に応じて、フェミニンとマニッシュを使い分けることができればなおよしである。秋山氏の場合は、さまざまなグローバルリーダーのファッションを分析している。グローバルリーダーの支持率、支持層とファッションを分析することで、TPOをわきまえたふさわしいファッションが見えてくる。

・女性部下との付き合い方
まず、精神的にも物理的にも巻き込まれないことが第一。陰口、排他、いじわるには、決して加わらない、同意しない、スルーすることが基本である。また、結婚、出産など自分自身の変化に対し、他人からの比較(妬み)による嫌がらせにたいしても、スルー。そのような人に対しては、「気持ちの処理ができない人」として、一歩引いて寛容に対処すること。相手は勝ち負けで判断しているが、自分は判断していないという姿勢でいることが大事である。

<感じたこと>
自分の職場は服装が自由であるからこそ、どのようなファッションがふさわしいのか入社時からずっと考えていた。まさに人によって多種多様なファッションであるため、何が正解なのかわからなかった。今後部下を持ち、組織の代表に近い立場で働いていく上で、今の自分をどう見せたいか、その日はどのようなメッセージを発したいかなどを考えながら、ファッションを選ぶように心がけたい。
また、女性同士の付き合い方については、私自身も結婚という大きなライフイベントを通して非常に悩んでいたこともあり、「基本的にはスルー」を貫き通すようにしていきたい。
社会で働くということは、本当に難しい。立場が変わるにつれて、自分がすべきこと、周囲の人々も変化していく。だからこそ、立場に流されることなく、自分らしく働いていくために秋山氏から学んだことを心にとめて進み続けていきたい。そしてチャレンジし続けていきたい。


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