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JINS SAUNAに学ぶ一点集中の戦略

こんにちは!
店舗コンサルタント養成講座で
独立に向け日々活動中の木村勝哉です!

こちらでは、店舗ビジネス向けのノウハウや
個人的に感じたこと、エピソードを踏まえた発信などを
行っておりますので、ぜひ☑️チェックしてみてください❗️

今回は、
JINSが今年2月にローンチした、サウナに特化して作られた
「サ陸両用メガネ」の愛称がついているメガネの戦略について取り上げます。

https://www.jins.com/jp/sauna/

このメガネは、サウナに特化して作られたということもあり、
・曇り止め性能
・120℃耐熱
・錆びにくいフレーム
が売りのメガネとなっているそうです。



一点集中のコミュニケーション戦略

このメガネは最初、ターゲットを「サウナ好き」に絞って
一点集中で施策を打ち出していきました。

まずは、
全国約160カ所のサウナ施設に協力を仰ぎ、JINS SAUNA のポスターを貼ってもらい、希望する施設スタッフや熱波師の方に使用してもらうサンプリングキャンペーンを行ったそうです。

この一点集中のアプローチの結果、
「サウナ好き」という特定の層からの認知を獲得し、話題を呼びました

’ターゲットとした顧客の獲得に成功したら、次の活動は顧客拡大です。’

ローンチから1ヶ月ほど、特定の顧客獲得に手応えを感じたタイミングで
コミュニケーション戦略を変えていきました。

それがサウナだけではなく、お風呂などでも使用ができるという事の強調です。

そこからだんだんと、
プロダクトアイディアはそのままに
コミュニケーションアイディアを変えていき、
「曇らないメガネ」を必要とする層へと訴求を拡大していきました。
つまり日常生活での利用も促したというわけです。

こうすることでJINS SAUNAの利用シーンを拡大していったそうです。


やりがちなローンチ

JINS SAUNAがすごいと感じた点は
やはり一点集中からスタートしたということ。

やってしまいがちなスタートとして、
「曇りづらい」「耐熱」「錆びにくい」
という性能があれば
初めから
『日常生活や入浴シーンなど様々なシーンで活用いただけます!』
みたいにマスを狙いに行ってしまうという事だと思います。

しかし、JINS SAUNAはしっかりとターゲットを決めて
まずはそこの顧客獲得に出る、
いわゆるスモールスタートを切った点が
一番学べる点だったと感じます。

参考にしたいJINS SAUNAの戦略

「サウナ好き」の顧客を獲得し、
そこから横のつながりで更なる顧客を獲得していく戦略
どんなビジネスにおいても大切な事だと思いますし、
それがペルソナ設定の意義にもなると思います。

例えばカフェとなると、
『どうしても老若男女みなさんにきてほしい!』
となりがちなのではないかと思います。

ですが、JINSほどの企業でも最初にコアな部分に絞っているのを見ると
いちカフェで始めからマスを狙った運営をしていくのは
厳しい
のではないかなと感じます。

『どのようにターゲットを絞ればいいか分からない。』
という方はぜひ、JINS SAUNAの
コア→マスの戦略を参考にしてみてほしいです☝️

今回は、
大企業のJINSの戦略から学べることについての内容でした。

最後までご覧いただきありがとうございました!^ ^

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