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着物が着られるようになったら

幼い頃、私は着物が好きで母の着物をタンスからひっぱり出して
着てみたりして遊んでいました。

大人になってから着物とは遠ざかり、
成人式に着物を母に買ってもらって着たぐらいで
ほとんど着ることはありませんでした。

社会人になり、
働くようになってから忙しくなり着物から遠ざかっていました。

入学式や親戚の結婚式等、
着物を着る機会もありましたが、
自分で着付けができず美容院に行かなければならないので、
着物を着ることはほとんどありませんでした。

今まで働いていた会社を定年退職し、
自分で着物が着られたらいいな、と思い
着付け教室に通い始めました。

着付け教室に通い始めて初級、中級、上級と習い、
いつの間にか着物が着られるようになりました。

今、ボランティアで生バンドの会に入っており、
会で老人ホームの慰問をやっています。
いつも着物は大変なので洋服ばかりでしたが、
自分で着物が着られるようになったので、
先日老人ホームの慰問があり、
まだ暑かったのでゆかたを着て行きました。

母と同じぐらいの年代の人がいっぱいいて、
母を思い出しました。

着物を着て歌ったら、
何かいつもと反応が違ってとても喜ばれました。
歌い終わった瞬間に、
身を乗り出して「よかったよ!」と言ってくださり、
その方と握手することもできて、とても嬉しかったです。

自分のやったことでこんなに喜んでもらって
本当に良かったと思いました。
これからも慰問は着物でいきたいと思います。

やはり自分で着物が着られるようになったというのは、
今までできなかったことなので
これを大切にいろんなところに着物を着ていきたいと思います。

やはり和服は日本の伝統の民族服なので、
着物姿というのは誰からも喜ばれるものだと思いました。

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