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20代、最後の日に。

今日で、私は20代最後の日を迎える。

この20代という時間を振り返ってみると、ただ一言、

「よく生きたなあ」

そう思う。

一つ一つのことは説明できないけれど、今思えば、何度かアブなかったことはあった。

しないでいいなら経験したくなかったこともあったし、どうやって立ち直ったのか、どうやって乗り切ったのかもわからないこともたくさんある。
人生を諦めようとしたこともあった。

それでも今こうして過去を振り返りながら
「本当によく生きたなあ」なんて、まるで人ごとのように呟きながら文章に書き起こしている今日があるんだから、不思議でしかたない。

20代最後の今日、少しだけ、自分を振り返ってみよう。

わたしがこの10年に感じたこと、学んだこと、せっかくだから書き残しておこう。


20代、経験したこと・感じたこと・学んだこと


1 自分は本当に愚かであるということ
2 暴力はすぐ近くに存在するということ
3 暴力から逃れるのは死ぬのと同等の覚悟が必要であるということ
4 自分も簡単に加害者になり得てしまうということ
5 恵まれない環境で育った子がいるということ
6 人は弱くて脆いということ
7 世の中には神様みたいな人がいるということ
8 本当に助けが必要な時、その神様は現れるということ
9 自分の周りには見えない味方がいるということ
10 天使の顔をした悪魔がいるということ
11 世の中、そんなにデキた人間はいないということ(完璧な人間はいないということ)
12 親は1番の反面教師であるということ、そして1番の良き理解者であるということ
13 仕事に対して常に200%で挑み続けたこと
14 自分は自分のことを想像以上に理解できていないということ
15 自分の力量以上に働くと、感情を無くすということ
16 固定概念が自分を殺すということ
17 結婚は自分には重要でないということ
18 自分をもっと認めてあげる必要があるということ
19 人には人の正義があるということ
20 自分の好きなものにはいくらでも時間とお金をかけられてしまうということ
21 大切な人のためなら、他人が理解出来ないほどの熱量が湧くということ
22 自己犠牲の上に成り立つ幸せはすぐに壊れるということ
23 誰かの幸せを願っていないと生きれない性分であるということ
24 想像以上に内向的であるということ
25 20代、何一つ後悔する出来事なんてなかったということ


まだまだあるけれど、結局のところ、やっぱり
「よく生きたなあ」
ただそれだけ。

20代のわたしはポンコツで、バカで、自分のこともよく知らなかった。
でも、たくさんのことを経験して、30代を迎える準備ができたと思う。

20代のわたしに、心の底から感謝したい。
「もし、30代のわたしが幸せに生きていたら、それは全て20代のあなたのおかげだよ。」と。


今日という最20代後の日に、こう思えている時点で、もうすでに幸せなのかもしれない。

さて、30代をどう生きようか。


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