Chihiro

その日、何があったかはもう思い出せないけれど。 今日も誰にも話せなかった。 私の頭の…

Chihiro

その日、何があったかはもう思い出せないけれど。 今日も誰にも話せなかった。 私の頭の中の言葉たちを、ただただ書き記す日記。 #エッセイ

マガジン

  • わたしの中のもっと深いところ

    「何を考えてるの?」 「さあ?なんだろうね?」 「教えてくれてもいいのに。」 ちがうの、ことばにしても、伝わらないんだよ。これは。 そういうの、ありますよね?

  • あなたの『幸せ』、わたしの『幸せ』

    あなたが思う『幸せ』ってなんですか? どんな時に幸せだと感じますか? 誰といる時に幸せを感じますか? 何があなたを幸せにするのですか? あなたの『幸せ』の定義を教えてください。 ここは、わたしの頭の中の『幸せ』の一部です。

最近の記事

  • 固定された記事

転職したら、脳が退化しかけた話。

わたしは去年転職をした。 それまで、4年半くらいベンチャー企業で馬車馬のように働いていた。 社長と同じ視座で物事を考えて話さないと、その無能さについて2時間説教が始まるくらいには、厳しかった。 超ドブラックな、深夜残業をするようなそういった厳しさやしんどさではなく、 とにかくスキル・能力についてものすごく厳しかった。 簡単に言うと、小学一年生に中学一年生の勉強をさせて、点数が取れなければ 「それはお前が勉強不足だからだ」「もっとできるはずだ」「これができないやつは世の中

    • いつかわたしが幸せを完結させる日に

      生きている限り、幸せを求めて一生懸命に生きると思う だから、幸せについて考えなくなる日が来るとするなら それはきっと、息が止まる日だと思う それまでに、たくさん幸せを探す旅に出て、 たくさん幸せを見つけるはずなんだ 今日は美味しいお魚を食べお酒を飲んだ 今日は長年の親友と朝まで語り明かした 今日はヘトヘトになるまで仕事を頑張った 今日は大好きなアーティストの公演を見に行った 今日は家で何もしないで、ゆっくり過ごした 今日はあの人からの電話が来るか、少しドキドキしながら待っ

      • 時が経つにつれて自然と連絡をしなくなった友人たちが、ただ今も変わらず幸せに暮らしていたらいいのにな。

        • 今日も頭を使うことなく一日が過ぎていく。 こうしてどんどん退化していく様を自分自身で感じながら眠りにつくことほど、愚かな行為はない。 でも、そういう日があるからこそ、生きてる感覚を味わえるんだよなあ。 ショートした頭では、自分が生きているのかすら、わからなくなってしまうからさ。

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        転職したら、脳が退化しかけた話。

        • いつかわたしが幸せを完結させる日に

        • 時が経つにつれて自然と連絡をしなくなった友人たちが、ただ今も変わらず幸せに暮らしていたらいいのにな。

        • 今日も頭を使うことなく一日が過ぎていく。 こうしてどんどん退化していく様を自分自身で感じながら眠りにつくことほど、愚かな行為はない。 でも、そういう日があるからこそ、生きてる感覚を味わえるんだよなあ。 ショートした頭では、自分が生きているのかすら、わからなくなってしまうからさ。

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        • わたしの中のもっと深いところ
          1本
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        • あなたの『幸せ』、わたしの『幸せ』
          4本

        記事

          昔からよく詩を書いていたのに、全て捨ててしまった。今思えば、昔の自分が何を考え、何を感じていたのか、それを見れば全て思い出せただろうに。もったいないなって。だから、ここに詩を残すことにしよう。

          昔からよく詩を書いていたのに、全て捨ててしまった。今思えば、昔の自分が何を考え、何を感じていたのか、それを見れば全て思い出せただろうに。もったいないなって。だから、ここに詩を残すことにしよう。

          私を知らない君がくれた世界

          何にも持ち合わせていなかった私に光を与えてくれた 生きてていいよって言ってくれた気がして 目が覚める朝に息を吸い込んだ 君は私を知らない

          有料
          100

          私を知らない君がくれた世界

          苦しめるなら、もうやめようか?

          「もう、体が終わっちゃったんだな」って。 わたしたちを喜ばせようと一生懸命働くあなたたちを見ると、 どうしてわたしはあなたたちを好きでいられるのか、わからなくなる。 わたしたちが喜べば喜ぶほど、あなたたちが消耗していくというのに。 わたしたちは、あなたたちが幸せになってくれれば、と 頑張っている姿を見て、応援しようと、たくさんの時間とお金を使う。 なのに、あなたたちの幸せを願えば願うほど、あなたたたちを苦しめる。 なぜ、そうなってしまうんだろう。 お互いに幸せにな

          苦しめるなら、もうやめようか?

          「愛」を知ったら、「恋」が出ていった。

          高校生の頃、突然友達が「恋と愛の違いってなんやろ?」と言った。 すると、もう1人の友達がいそいそとスマホで調べはじめ、1番上にある記事を見てこう言った。 「『恋は1人でするもの、愛は2人でするもの』らしいで!」と。 その時は、ただその質問に対してちゃんと、世の中から答えが返ってきたという事実にびっくりして、それが真実かどうか、納得できる見解かどうかなんて気にせず、 「へー!!すごい!そうなんや!確かにそうかも!!」 なんて言ってはしゃいだもんだ。 当時は、まだ「恋」すら

          「愛」を知ったら、「恋」が出ていった。

          あなたの頭の中を覗かせて。

          あなたの作る曲に、わたしは何度も助けられた。 わたしが言葉にできず、誰かに話すこともなく、 心のなかに埃のごとく溜めてきた思いを代弁するように、 あなたは言語化し、曲にして、世に輩出し、わたしへプレゼントをするように 届けてくれる。 あなたが作る曲は、あなたが感じていることそのものが題材となっているものが多い。 もしくは、周りの大切な人たちを応援する曲、慰める曲、肯定する曲、感謝する曲、そんな曲たちがほとんどのように思う。 批判的な曲はほとんどない。 批判的な曲がダメ

          あなたの頭の中を覗かせて。

          飛行機と一緒なら死ねる。

          突然ふと、自分が死ぬ時のことを想像してみた。 隣に母がいたので、聞いてみた。 「もし死ぬなら、どんな死に方がいい?」と。 母は昔から「長生きなんてしたくないし、死ぬのも怖くない」というタイプだから、こんな話も大して驚くことなく答えてくれるので、その点理解があってありがたい。 母は「そやなー。老衰が1番ええけど、何かしら病気にはなると思うから難しいやろな。少なくとも水に溺れて死ぬのだけは嫌やなー。」と言った。 わたしもできれば老衰で死ぬことを所望する。 でも、もしそ

          飛行機と一緒なら死ねる。

          わたしの知らない世界で今日も。

          何度か訪れたことがある韓国。 慣れてきたとはいえ、毎回行く場所が違えば、感じる雰囲気も違う。 その度、自分は本当に小さな箱の中でしか生きていないんだと思い知る。 知らない言語、知らない文化、知らない食べ物、知らない人々。 この人たちの普通が、わたしの中では普通でなくて、 わたしの普通が、この人たちの普通ではない。 どれも間違いでもなければ、正解でもない。 「そういうもの」として、受け入れるだけ。 でも、こうして新しい発見があるたび、こそばゆい気持ちになる。

          わたしの知らない世界で今日も。

          20代、最後の日に。

          今日で、私は20代最後の日を迎える。 この20代という時間を振り返ってみると、ただ一言、 「よく生きたなあ」 そう思う。 一つ一つのことは説明できないけれど、今思えば、何度かアブなかったことはあった。 しないでいいなら経験したくなかったこともあったし、どうやって立ち直ったのか、どうやって乗り切ったのかもわからないこともたくさんある。 人生を諦めようとしたこともあった。 それでも今こうして過去を振り返りながら 「本当によく生きたなあ」なんて、まるで人ごとのように呟き

          20代、最後の日に。

          両親を幸せにしたい、はわたしのエゴ。

          一体あと何年、両親と過ごせるのか。 たまに、こんなことを考える。 毎日ただ仕事をして、休日は友達と遊んだり一人でのんびり過ごしたりしているけど、私が過ごす1日の価値と両親の1日の価値は、時間で考えると全然違う。 平均寿命から計算すると、残りの人生は17年〜23年ある。 今すぐどうにかなるわけでもなさそうだ。 でも、本当にそうなのか。 この期間の間に、私は一体2人に何をしてあげられるだろう。 こんな生活をしていて、後悔しないだろうか。 もっと、娘としてできることがある

          両親を幸せにしたい、はわたしのエゴ。

          誰かよりちょっと幸せになりたいだけ。

          いつだって、誰かより幸せになりたい。 でも、その誰かって誰なんだろう。 才色兼備な友達?SNSでよく見るキラキラしたインフルエンサー? みんなから愛されるアイドル?知らない国のお金持ち? いかにも幸せそうに生きているような人たちと、同等もしくはそれ以上に自分の方が幸せだと思いたいのか? ううん、違う。 そんな人たちと比べて「自分の方が幸せ」だと感じたいんじゃない。 だって、わかってるんだもん。 そもそも人と比べるなんて、初めから無理なことも、 比べたって幸せを感じること

          誰かよりちょっと幸せになりたいだけ。

          自分の機嫌は自分で取れ。

          「死ね。って思った。」 突然何を言い出すのかと思えば、嗚呼、そういうことか。 あなたは今、ものすごくイライラしていて、言葉にできない感情を体内に留めておくことができなかったわけだ。 あなたは今、私に向かってそういったよね。 もし、私が何かに悩み、生きるのに疲れ、人生を諦めようとしていた人間だったとしたら、どうする? その一言が、本当に死のきっかけになるかもしれなかったとは、思わなかった? 言葉に出してしまう前に、本当に言っていい言葉か、ほんの一瞬でも考えなかった? 相手が

          自分の機嫌は自分で取れ。

          「幸せな人生ですね?そうでしょ?羨ましいでしょ?」

          彼は、そう言って、嬉しそうに私たちを見た。 「僕の20代を輝かせてくれてありがとう。」とも言った。 果たして、この言葉の何%が本心だったのか、私には分からない。 100%かも知れないし、本当は全くそうでないかもしれない。 彼自身が、自分は幸せであって欲しいと、そうでないといけないと思って言った言葉かもしれない。 いづれにせよ、私には、彼の本心を知ることは一生できない。 なりたくて選んだ職業ではなかったかもしれない。 辞めたくても辞められないまま、ここまで来てしまったこと

          「幸せな人生ですね?そうでしょ?羨ましいでしょ?」