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ヨーロッパの語学学校に着物で行った駐妻


少し時差はありますが、3ヶ月の語学学校を無事終わることができました!!

思えば色々あった3ヶ月。

最終日は着物で行きました!


クラスメイトと

思った以上に休憩時間も日本の文化について聞かれる事が多く。

そんなに興味を持ってくれるなんてありがたい。

着物大好き、日本大好きな私としてはせっかくだからなにか見せたい。

最終日ならば行ける!

とのことでドキドキしながら行きました。

一時帰国の時に、せっかくならば海外で着物を着たいなと思いつつも、
日本より汚いヨーロッパに良い着物は持っていきたくなく。笑

汚れてもいい、ユーズドで買ったカジュアルな着物。

靴はドクターマーチンのブーツを合わせました。

虎に翼を見ていて、カラフルな着物に洋風小物を合わせるのが可愛いなと思ったので☺️

しかしよりによってその日は、マーケットが開催されいつもよりも人が集まる日。

恥ずかしいので端を歩き、帰りは素早く退散しました。笑


いつもより歩くのが遅く、授業に少し遅刻。
みんなが揃った状態でクラスのドアを開けると………


大歓声に包まれました。


想像以上に喜んでくれた!嬉しい!

そこからの先生の事情聴取。笑

なぜ着たの?
どこで買ったの?
日本ではどう言う時に着物を着るのか?

そして何よりみんなからは、色の組み合わせが美しい!
と言ってもらえました!

日本によく行くというトルコ人女性は、

どこで買えるのよ?いくら?とめちゃくちゃ食い気味でした笑

ほんとにカジュアルな着方ですし、(半幅帯
ユーズドで4,5000円でこんなにも喜んでもらえるなんて。

何より
着物っていいよね

という気持ちを共感してもらえたのが嬉しかった。

亡くなった祖母は私に習い事をさせてくれました。

そのお陰で、私は着物や日本の文化が好きになった。

おばあちゃんが死んでも、私はあなたに一生残るものをあげてるのよ

がおばあちゃんの口癖だった。

小さい頃はよくわからなかったけれど、おばあちゃんが亡くなった今こうして、

自分で選んだ着物を自分で着て、日本から遠く離れた国で自分の考えを発信できている。

物じゃなく、想いを残してくれたことを実感します。

改めて、色んな人のおかげで生きているなぁと思った日でした。

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