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ヨーロッパの語学学校日記
ということで引き続き語学学校に通っております。
大河ドラマよろしく、徒然なるままに語学学校で思ったこと感じたことを書いてみんとす。
(ちなみに我が家の夫、日本のテレビで見ているのが大河ドラマのみなので、大量リスニングが古語になってしまい、会社の同僚に感激至極に奉りまするとメールを送りかけたらしい。どこの国の天皇宛やねん)
ちょっと嫌な女は世界共通
語学学校も10回を過ぎて折り返しになると、だんだんその人の性格というか人となりがわかってくる。
基本的にみんないい人なのだけれど、ちょっとツンとしたお姉さまがいます。
どんな方かというと、みんなの前ではすごく興味を持って話を聞いてくれるのだけれど、二人きりになると一切話してくれないという。
まぁ私、英語もそんなに得意じゃないし、授業でも優秀な方ではないから話すこともないよね。。とは思います。
授業も超超積極的で、他人の答えを奪う、奪う、奪う。。。
そのアグレッシブな姿勢が爪の先一口でも私にあれば、もっともっと語学は上達するのだろうと思うのであります。
そして徹底的な出来事がありまして。
帰り際、パリにバカンスに行くクラスメイトがいたので、
よいバカンスを~
という一語を教科書そのままに言ったんです。
そしたらそこにいたお姉さまが、良いのところの発音が違う、と、正しく言い換えてくださいました。ご丁寧に。
あー間違えちゃったか、なんて思いながら帰ったんですけど。家に。
家に帰って復習していたら、同じ一文がでてきて。
私の発音合ってました。
学生時代にいたあの子に似ているな~なんて思ったりして。
血の滲むような努力をしているからこそ、勝気で、自信満々で、時に攻撃的。
気の強い子が多い中でも群を抜いて気が強かった。
私はのほほんとしているし、対抗する気もないので居心地が良かったのか、しばらく一緒に授業を受けていました。
どこにでもいるんだな、と思うとちょっと面白くて。
引き続き、彼女の凄まじい語学力向上を見守る所存。
(自分の勉強するべき)
ちなみに直された発音を直し返したりはしません。
勉強熱心な彼女なら自分で気づくはずなので。
次、どうする?
計20回の授業のうち、12回が終わってしまった。
次のコースは一時帰国の日程と被るので行けなさそう。
週二回授業、間に予習復習する、といういいリズムが出来てきているのに、終わってしまうのが今から悲しい。
悲しい反面、何もしない自由な生活が恋しくもある。
最後終わるときはどんな気持ちになっているのだろう。
言葉を知ると世界がほんの少し変わる
英語通じるじゃん!と思っていたのですが、やはり現地の言葉を勉強すると、その国の文化が少し見えてくる。
教科書には新しい単語に英訳がついているのですが、
ボナペティという訳がついていた。
めしあがれ(直訳は良い食欲を)
という意味ですが、そうかボナペティが一番しっくりくるんだなと思い。
そういえば韓国でも、ご飯を食べに行ったとき、必ずと言っていいほど
マシッケモゴヨ(美味しく食べてね)
と言わるんだよなぁ。日本では言われないけれど。
あと美味しかった?も必ずレストランで聞かれるんですよね。
提供する物に対しての責任というか、美味しかったかどうか、満足したかどうか確認する言葉が食事の前後に出てくるって、おもてなしの心があるんだな、と感じる。
日本のおもてなしはすごい、サービスはすごい、と言われるけれど、かといってほかの国が全くないかというとそうではないんだな、と思いました。
ただ英語で聞いている時にはなんでそんなことを聞くのか疑問だったけれど、現地のフレーズを直訳しているのか!と気づくと世界が少しだけ優しく見える。
何のために勉強しているんだろう。。。
授業がない日もカリカリ勉強していると、ふと我に返って
なぜ私は日本に帰ったら使わない言語をこんなに勉強している・・?
とふと思うこともある。
でも語学学校はすごく楽しい。
同じ志で、真面目に勉強する人と机を並べるのは本当に楽しい。
英語ももっとうまくなって、もっとコミュニケーションを取れるようになりたいと思う。
外に出て聞き取りが出来たときは嬉しいし、自分の言葉が伝わるのも同じく嬉しい。
そして何より、そんな自分を誇らしく思える。
(ちなみに記事につけた画像は、私が今学んでいる言語と非常に関わりが深いお方です)
引き続き、頑張ります!
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