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ストレッチと血管と健康寿命~QOLを意識して

ストレッチと血管と健康寿命

いったいなんのこと?と、思われた方もいるでしょうか(^^;)
 
はい、わたしもつい先日まで、この3つを関連づけて考えたことがありませんでした。
 
わたしはあいにくと高齢者と暮らした経験がなく、身近で親しく接することもないので、肉体が老化することに関して具体的には理解できていない部分がかなりあります。
 
つまりは、自分の肉体を通して、自分が年齢相応に体験している以上のことは何も知らない、と言っていいかもしれません。

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血管の老化が生活の質を下げている?

 
以前に読んだ新聞のコラムで知ったのですが、お年寄りの中には、夕方になると足がむくんだり、下肢の動脈硬化のために長い距離を歩くことが出来ないと言う人が多いのだそうですね。
 
末梢循環不全、と言われるもので、つまりは血管の老化(加齢性変化)
具体的にいえば、血管の柔軟性の低下や、血流障害。
 
そして、それらに由来する症状が高齢者の生活の質を落としているとのことです。

さて、その記事によりますと―――

米フロリダ州立大医学部の研究で、毎日のストレッチ運動が、血管の健康維持と改善に効果があることがわかった。
 
ラットでの実験ではあるものの、継続的なストレッチによって、血管拡張物質の増加と、それに伴う運動時の血流の増加、毛細血管新生因子の増加があり、新たな毛細血管が新生して血管容積が増加していることが確認された。

―――とのことです。
 
つまり、

ストレッチ運動を継続すると、血管自体の健康が改善されるだけでなく、毛細血管が増えて、身体のすみずみにまで、より多くの血液を届けることが
できるようになる、

ということです。

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たかがストレッチ、されどストレッチ!

 
ストレッチって、筋肉を柔軟にしたり、疲労回復を促すだけじゃなかったんですね。

血液とそれを全身に運ぶ血管は肉体の命を維持する要。 
それが滞れば、命の危機まで招きます。
 
その大事な血管の健康をストレッチが守ってくれる。
さらに良好にしてくれる。
 
身体的な健康というと、どうしても筋肉、筋力、運動能力
を考えてしまいますが、それらを支えているのは、血液と血管
 
いくら立派な筋肉があっても、血流が滞ったら動かなくなる。
 
血管、大事ですね~~!

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身体にはその人なりのクセがあるから

 
さて、じゃあ、ストレッチ、何がいいのかな、と考えた時、やっぱりこれでしょ、と思ったのは、ヨガ!
 
ヨガって、体中のあらゆる筋肉をいろんなやり方で動かすんです。
 
いったいどうやって動かせばいいの?
なんて思うことも時々あるぐらい、普段の生活ではまず有り得ないような不思議な動かし方をしたりします。
 
そうすることで、身体と脳とのつながり、神経と筋肉のコントロールを整えているんですね。
 
 
わたしたちには、考え方にクセがあるように、身体の動かし方にもクセがあります。
右手と左手が違うのは分かりやすいですが、右足と左足も違っているし、肩や腰、胴体も微妙にねじれていたりします。
 
普段の生活では、そういうクセに気がつかないとしても、ヨガをしていると、はっきりとそれに気づきます。
 
同じアーサナ(ポーズ)でも右側と左側で違ってしまう。
同じようにできなかったりするんです。

 
筋肉の使い方、筋肉の強さ、しなやかさ、部位ごとに左右で、結構違っているものです。
 
そういう歪み、偏りが、年を重ねるごとに大きくなっていったり、固定化したりします。

 
ヨガを通して、それに気づいて、出来るだけバランスを整え脳と筋肉の関係を良くしていけば、高齢者と呼ばれるお年頃になった時も、健やかな身体を保っていられるんじゃないか。
そう期待しています (^^)

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人生の質を高めるために

 
ヨガは呼吸をとても大事にします

息を止めて力を入れることはしません。
必ず深い呼吸を保ったままで身体を動かしていきますので、筋肉のストレッチという点においても大いに効果があるはず。

 
それに加えて、心のメンテナンス効果も抜群です。
瞑想と同じように脳とホルモン系に働きかけます。
 
身体と脳と心のつながりを深め、バランスを正してくれるヨガ。
心身を整えることは、人生を整えることに直結します。
 
なので、これからもヨガを続けて、QOL(生活の質)の高い人生をしっかりと築き上げていきますよ (^^)/

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日々を満たされて生きるために、誰にでもできるささやかな幸せ習慣。

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