神頼みには覚悟が必要
学生時代の恋愛経験は憧れの片思いで終わりました。
恋愛経験がないまま社会人になり、毎日が家と会社の往復です。
22才の時に素適なご縁がほしくて、茨城県から縁結びの神様が祀られている島根県にある出雲大社へ行き、そこでお参りしました。
「素適なご縁がありますように…」
その1週間後に私が小学1年生の時に担任だった先生から手紙が届きました。
尊敬する先生とは、小学生の頃からずっと年賀状のやりとりをはじめ、文通していました。
その手紙を読むと、そこには目を疑う文字が並べられていました。
「私と結婚してくれませんか?」
これは、冗談なのでは…と思いました。
でも、このタイミングでのプロポーズ。
まさか縁結びの神様にお参りした「いいご縁」がこれなのかな…とも思いました。
だとしても、先生とは23歳も歳が離れているし、先生の家は由緒あるお寺。育った時代も環境も違いすぎると思いました。
先生を知る私の両親にも相談した結果、あまりにも身分違いの結婚には賛成してもらえませんでした。
悩みに悩んだ結果、私はこの縁談をお断りしてしまいました。
神様にお願いして「いいご縁」が与えられたにも関わらず、私は条件を受け入れることができず、それをお断りしてしまったのです。
その結果、
私はここから12年の間「いいご縁」をおあずけ状態(?)になりました。
ここで、私に足りなかったのは覚悟です。
神様に願うからには、
どんな条件も受け入れなければならないという覚悟。
私はそれを身をもって体験しました。
もし、このご縁を受け入れていたら、違う未来が待っていたのかもしれません。
神様に頼んだものを受け取り拒否すると、12年は願いが届かなくなるという現実をお伝えしておきます。
神頼みするときは、慎重に。
そして受け取る覚悟をしてください。
人生は選択の連続です。
後悔のない人生を歩めるように、学びや経験を積んできた今の私なら占い師としていいアドバイスができたのかなと思います。
(過去の私に伝えてあげたかった…)
決断するのは、もちろん本人だけれども、私の占いは決断するためのヒントを提供することができるものだと思っています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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