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創業初期メンバーが語る「組織改革フェーズで変化した仕事観」┃マネージャーインタビュー

【株式会社セイルボートは2024年4月1日、「株式会社キマルーム」へ社名変更しました。本記事は社名変更前の記事となります。】

こんにちは!セイルボート採用広報です。
今回の社員紹介は、現在第1開発のマネージャーを務める森澤さんのご紹介です。セイルボートの初期メンバーでもある森澤さんに、創業当時のお話やマネジメントについても教えていただきました。

広島オフィスほぼ毎日出社の森澤さん。休日は町内会や友人のBBQに引っ張りだこ!笑

開発本部 第1開発グループ マネージャー森澤さん

 情報工学科卒業後、大手電子機器メーカーにて携帯電話の組み込み開発を10年以上担当。ベンチャー企業へ転職をし、ソフト開発やアプリ開発等に幅広く従事。個人事業主の経験を経て2013年セイルボートへ入社し、「キマRoom!」の開発や外部システム連携等を担当する部署の統括をしている。

ー開発のお仕事をされて30年弱。森澤さんの経歴について教えてください!

「初めてプログラミングをしたのは小学生の時」

パソコン好きな兄の影響もあってか、家にあったプログラミングの本を手に取り、実際に真似して書いてみたのが小学生の時でした。当時のパソコンはグリーンディスプレイ(みんな知ってるかな….笑)で、ボールを跳ね返らせながらブロックを崩していくというゲームを作った記憶があります。ジャンルは特に決めてはいませんでしたが、プログラマーになるために大学は情報工学科に進みました。

「大手企業からベンチャー企業への方向転換」

大学卒業後は、大手電子機器メーカーにて携帯電話の組み込み開発などを担当して13年程在籍しました。1990~2000年代は、PHSや携帯電話が一般家庭に普及し始め、ハード/ソフト/通信インフラは目まぐるしいスピードで進化した時代で、2007年にはiphoneが登場しました。この短期間で携帯電話の形・システムやあり方も大きく変わっていった業界の成長を見て、自分自身もアプリ開発のスキルを持ちたく、思い切ってベンチャー企業へ転職し、英語の教材ソフト開発やアプリ開発(iOS/Android)を担当しました。

大手の会社では、自分は大きなプロジェクトの中の小さな歯車であるような感覚があったのですが、個人の裁量も大きいベンチャー企業では、横組織の連携もあって、全体を解像度高く俯瞰できると思っています。


ーセイルボート入社当時のお話を是非教えてください。

「とにかく大変だった数名でのキマRoom!リニューアル」

セイルボートは、前職の繋がりから代表の西野さんと知り合い、2013年に入社しました。不動産賃貸会社向けに、空室物件の情報を流通させるサービス「キマRoom!」のサービスは2011年に既にリリース済でしたが、入社して半年後にサービスのリニューアルをすることが決まっていたため、前任者から情報の吸い上げ+たった数名で開発を行った半年間は、セイルボートの10年間で一番忙しかったと思います。笑 Web系の開発も初めてだったため、その点も苦労しました。

当時は少人数だったこともあり、SOHOに入居していました。開発以外のメンバーは営業などで朝から外回りに行ってましたので、黙々と数名で作業した小さいオフィスが懐かしいですね。笑

「広島でキマRoom!のアカウント数が伸びていき、事業の広がりを実感」

キマRoom!をリリースして数年で、広島県内でのアカウント数が伸びていくのを目の当たりにして、物凄いスピード感だと感じました。自分が入社した翌年には東京本部が設立され、メンバーも増えて一気に全国展開へのドライブがかかっていきましたね。こういった光景は大手企業では中々見られないので、自らがその事業拡大の大きな歯車であるという実感が持てるようになりましたね。


ー当時の苦労が現在のキマRoom!シリーズに繋がっているのですね。(感謝です!)マネージャーポジションのお仕事について教えてください。

前記の通り、Web系開発未経験からスタートしたセイルボートでのキャリアですが、プレイングマネージャーを経て直近はマネジメントの仕事のみに注力しています。
経営陣や他部署のマネージャーと、開発案件だけではなく「人事評価」「採用」「販売戦略」等のチームビルディング・ビジネスやマーケティングなど、様々な視点で物事を考える機会が増えてきて、プレイングマネージャーの時は"開発者視点"でしか物事を考えられていなかったなと気づかされました。現場業務から一旦離れることで、視座を高く持ち、全体像を把握した上での課題とゴールを設定することがいかに大切かを理解することができました。

「開発者が働きやすく、成長できる環境を整備するマネージャーでありたい」

広島オフィスの仲間たち(一部)

中間管理職として、経営側の視点とメンバー視点をうまくすり合わせて調和していく立場にあります。開発がうまく回る状況を大切に、開発者が働きやすい環境、そして成長できる環境を整備するマネージャーでありたいと思っています。

「能動的なエンジニアのマインドセット」

組織体制や各エンジニアの担当領域によっても変わると思いますが、開発者は決められた仕様に沿って作業をしていく”受動的"のマインドになりがちだと個人的には思っています。勿論、仕様に対してより効率的・効果的な提案はしますが、それ以外のところで”能動的"に動くのが難しい職種な気がします。”能動的”なマインドセットに持っていくには、まずは「自分がどういう姿になっていきたいのか」というビジョンをしっかり持つことが大切だと思います。その上で、個人の目標と会社が掲げる目標を擦り合わせて、本人にとっても成長できる道筋を立ててあげるというのが自分の役割なのかなと思います。

来期はセイルボートのVALUEの一つでもある、「Be Flexible(変化を愉しむ)」に注力して、自らも進んで変革を起こしていき、今よりも更に能動的なチーム作りをしていきたいと思います。


ーセイルボートに長く勤めている森澤さんから見て、どんな人と一緒に働いていきたいですか?

「”変化を愉しめるマインドの人”と一緒に働いていきたい」

2023年セイルボートは大東建託グループの子会社になったことで、大きな変革期にあり様々な変化も多いと思っています。そういった変化を、マイナスな気持ちで諦観するのではなく、寧ろ前のめりで『変化を愉しめる人』と一緒に働いていきたいと思います。自分自身も他業界から転職して、Web系開発未経験から今に至るので、自分がやりたい!と強く思い・努力すればチャレンジできる環境がこの会社にはあると思います。


以上、社員インタビューをお届けしました。
森澤さん、インタビューのご協力ありがとうございました!

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