お彼岸の中日なので久々に『おはぎ』作り🌰作り方も
仏前におはぎを供えたい。けど合成添加物が入っているおはぎを買う気になれない。「久々に作るか」と思い、朝から小豆とザラメ糖を買ってきた。
もち米とうるち米は家にある。「緑色のきな粉は残ってたかな?」と冷蔵庫の中を確認したら、古代米(黒米)が残っているのを見つけ「これ入れたらお米が小豆色に染まるはず」と試してみたくなった。
緑色のきな粉は残っていなかった。残念。
おはぎ作りレシピ
1. 材料
小豆:200g
ザラメ糖:200g(小豆と同量かお好みで増減可)
塩:少々
もち米:1カップ
うるち米:1/4カップ
古代米(黒米):1/4カップ
きな粉:適量
砂糖:適量
2. 小豆を渋切りする
小豆を洗い、小豆の量の4倍の水(今回は800cc)を加えて中火で煮る。沸騰したら小豆の量の2倍の水(今回は400cc)を加えて弱めの中火にし、再沸騰し5分ほど経ったら火を止めて、ザルで水(湯)を切って小豆をさっと洗う。
3. 小豆を水煮する(煮る)
渋切りした小豆を洗った鍋に戻して、小豆の量の4倍の水(今回は800cc)を加えて弱めの中火で煮る。灰汁(アク)が出てくるので、何度でも丁寧にすくい取る。もし煮ている湯が減って、小豆が水面より上に出てくるようなら小豆が隠れるほどの水を足す。
40分間ほど煮たら、小豆の芯まで柔らかくなっているか数粒を指で潰して確認する。1粒だけだと、小豆の微妙な大きさの違いで煮方にムラが出る場合があるので、数粒を確認する。まだ芯が残っているようなら更に10分間煮て、芯まで柔らかくなっているかどうかを再度確認する。まだ硬さが残っているようなら10分間煮るを繰り返す。
芯まで柔らかくなっていたら、火を止めて蓋をして30分間蒸らす。蒸らし終えたら、念のため別の小豆が芯まで柔らかいかを確認する。硬い小豆が残っていれば加熱する。
4. お米を水に浸す
今回は玄米である古代米(黒米)も使うので、もち米やうるち米より先に古代米(黒米)を洗って水に浸す。1時間半(90分)が経ったら、もち米とうるち米を一緒に洗い、そこに漬けておいた古代米(黒米)を加えて、更に30分間水に浸す。
もち米+うるち米で作る場合は30分間水に浸す。
浸す水の量は、うるち米を1合半炊く時よりも若干少ない量にする。
5. お米を炊く
炊飯器でもガス火でも好きな方法で米を炊く。
お米を炊く前に、塩をひとつまみかふたつまみ好みの量を入れても美味しい。
餡を使わない、ご飯だけのおはぎを作るなら塩を入れた方が甘みを感じられるので好み。
6. 小豆を煮詰めて味付けする
砂糖の分量の半量を小豆が入った鍋に加えて混ぜ、砂糖を溶かす。完全でなくていい。しっかり粒を残したい場合は小豆をつぶさないように気をつけて。
鍋を火にかけ中火で煮て沸騰させる。沸騰したら残りの砂糖を加え中火で煮て再沸騰させる。再沸騰したら弱めの中火にして、木べら等を鍋底に当てて、かき混ぜてながら煮詰めていく。
水分が減ってきて、かき混ぜるのが少し重く感じるようなったら弱火にする。
鍋底に筋ができるくらいになったら火を止め、塩ふたつまみを加えて手早く混ぜ、冷めやすいようにバットや大きめの平らな皿などに小豆餡を入れて広げて冷ます。
おまけ
7. 炊けたご飯を半殺しにして丸める
ボウルやすり鉢などにご飯を移して、すりこ木/あたり木などでご飯を半分ほど潰す。
すり鉢(あたり鉢)やすりこ木(あたり木)などは、ご飯を入れる前に、ご飯がくっつかないように濡らしておきましょう。
おはぎの大きさは、食べる人の拳よりも少し小さい大きさが目安とも言われるけど、自宅で作るなら大きさもお好みで良いと思う。
レシピの分量なら 8個〜10個はできるはずなので、潰したご飯を等分して、手水で軽く手を濡らしながら、おはぎの形に丸める。
8. おはぎにする
冷ました小豆餡を丸めたご飯の数に合うように分ける。包む餡の量は丸めたご飯の大きさとほぼ同じくらいで。ご飯の中に入れる分は餡の量を少なめに。
小豆餡が外側の場合
ラップや水に濡らして固く絞った手ぬぐいを広げ、小豆餡を乗せて薄く伸ばし、中央に丸めたご飯を乗せて、ご飯の裏側にまで小豆餡で包むように餡を伸ばしながら形を整えたら完成。
小豆餡が内側の場合
手水で軽く濡らした手か、濡らして固く絞った手ぬぐいに丸めたご飯を乗せて薄く広げ、中央に丸めた小豆餡を乗せて、餡全体を均一にご飯で包むようにして形を整える。お好みで砂糖を入れたきな粉を全体にまぶして完成。
9. 作ったおはぎを食べきれない!
食べきれないおはぎは、ひとつずつラップに包んでファスナー付きの密閉できる袋に入れて冷凍し、食べる2〜3時間前に室温で戻す自然解凍がお勧め。
お急ぎなら、電子レンジの解凍モードで1〜2分。
お急ぎでないのなら、朝食べたければ寝る前に冷蔵室へ。夜食べたければ朝に冷蔵室へ。
写真撮影のため、まだファスナー付きの密閉できる袋に入れていない状態なので悪しからず。
ラップしてファスナー付きの袋で密封したおはぎは、金属製のバットに入れて冷凍すると型崩れしませんし、冷凍までの時間を短縮できます。=鮮度を保ちやすい。
後記
スーパーなどに売っているおはぎに合成添加物が使われているのをよく目にする。添加物はなるだけ体に入れたくないし、小豆餡を作るのが面倒で添加物の入っていないおはぎを探し求めて買っていたけど、今日のお彼岸の中日には自分で作ろうと考えました。作るの久々。笑
もち米は飛騨高山の。
うるち米は広島の棚田の自然農法の。
古代米も広島の棚田の自然農法の。
小豆はスーパーの。
ザラメ糖もスーパーの。
塩は五島灘の。
きな粉は有機栽培の。
きな粉に混ぜた砂糖はきび砂糖。
ザラメ糖を使ったので、小豆餡は胃もたれするようなしつこい甘さじゃなく、さっぱりした甘さに仕上がって美味しかったよ。
(๑´ڡ`๑)
わざと残しておいたご飯に余ったきな粉を全て振りかけた。笑
あんこは無し。
明日の朝ごはん?
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