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挑戦するために必要なもの

よくとは言わないけど、たまにこういう人がいる。
地球のために仕事がしたい、世の中のためになることがしたい、未来の子供のために明るい国をつくりたい。
私はこういう言葉が大好きだ。
無愛想に見えて、高潔な思いを人一倍持っているタイプだと思う。

だけど、一方でこうも思う。
今日のご飯に困る人に、未来の問題を解決はできないと。

つまり人間は、今日のご飯を食べられることが確定して、初めて、それを明日に残そうかどうしようか、明日何食べようかということが考えられる。

排気ガスを減らそう、地球温暖化を防ごう!そんなことはご飯を今食べられる人の考えることだ。今、お腹が空いていたら、そんなことは人間は言えない。

温暖化を防ぐ、これはいいことだと僕は信じている。
だけど、お腹を空いている人が、温暖化につながることをしていてもそれは否定できない。

だから、みんなお腹いっぱいになってほしいと思っている。
話はそれからだ。

もし高潔な未来や、自分以外の誰かのために何かをしたいのであれば、
まずは自分が生きていくくらいの余裕は持たないといけない。

世界よりも先に自分を救おう。次に家族など身近な大切な人。
その先にあるのが世界である。

自分すら救えない人に、世界を救うのはとっても難しい。
できないとは言わない。難しい。だって自分が元気じゃない相手に救われるのって難しくないかな?

だけど、自分を犠牲にしてでも、世界を救う、そんな人がいるのも事実。
どっちが正解とも言わない、そしてどっちもありうると思う。

それでもやっぱり、今日のご飯はあったほうがいい。

そんなことを思う。

でも、ご飯が確保されているなら、一歩挑戦してみたい。

そんな気持ちになれるといいなと思う。

人に挑戦を押し付けるのではなく、自分がそう思えればいい。

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