JW84.7 いざ、開拓へ
【阿蘇開拓編】エピソード7 いざ、開拓へ
紀元前585年、皇紀76年(神武天皇76)夏、筑紫(ちくし)の奥阿蘇(おくあそ)に赴いた、健磐龍命(たけいわたつ・のみこと)(以下、たつお)。
日子八井(ひこやい・のみこと)(以下、ヒコヤ)の娘、阿蘇津媛(あそつひめ)(以下、あっちゃん)を嫁に向かえ、阿蘇(あそ)の地に向かうこととなった。
たつお「それでは、阿蘇山(あそざん)に向かうっちゃが!」
あっちゃん「うちも行くっちゃ!」
ヒコヤ「草部に到着して、すぐ向かう必要はないと思うぞ。まずは、ゆっくりしていけ。」
そのとき、ヒコヤの息子、天彦命(あまつひこ・のみこと)(以下、あまっち)が語り出した。
あまっち「じゃが(そうだ)。まずは、我(われ)を祀った神社を紹介してやるっちゃ。その名も三郎神社(さぶろうじんじゃ)やじ。」
ヒコヤ「我を祀った草部吉見神社(くさかべよしみ・じんじゃ)から南に1㎞ほどの場所にある神社じゃ。」
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