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新潮文庫100冊2024

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新潮文庫100冊2024の感想など
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【エッセイ】怪物(1000)

【エッセイ】怪物(1000)

漫画や映画などのフィクションには信じられないくらいに頭のいい架空の人物が登場する。

たとえば20世紀少年で有名な浦沢直樹先生のサスペンスアクション巨篇「MONSTER」に登場するヨハン・リーベルト。どんな人物かはググると出てくる(と思う。どこかの親切で暇なオタクが解説文を無料公開してくれているだろう)。

ちなみに巷に溢れるオンライン(noteは知らない)のうんこみたいな小説を読むくらいなら浦沢

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【新潮文庫100冊】「百年の孤独」(666)

【新潮文庫100冊】「百年の孤独」(666)

新潮文庫100冊のリーフレットの解説が面白くてはじめに選んだのは話題の文庫本ガブリエル・ガルシア=マルケス著「百年の孤独」。

まだ40頁ほどしか読んでいないが、とても面白い。巻末の筒井康隆の解説を先に読んだ。それがかなり良かった。彼らしい解説だ。

岩波書店は小説では「作者名 作」と表記するようだが、新潮社は「作者名 著」と書くようだ。

少し前、Xである似非読書アカウントが「作と著の違いはなん

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43歳にして新潮文庫100冊に挑戦しようと思います!
43年も生きているので既読や内容把握してるものもあるから未読かつ知らないものから炙り出しました!

あ、ラスト「吾輩は猫である」と勘違い😆