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2000人の前でLIVE【とあるバンドマンの軌跡】第13話

どうもーキクでーす。

第1話「プロローグ」

前回→「2回目のツアーファイナル」


【物語の年代時に聞いてた曲の紹介】

インキュバス

Tommy heavenly6

TOTAL FAT

funeral for a friend

LUNA SEA

今のiPodと昔のiPodの同期が上手くいってなかったみたいで、かなり曲とアーティストがなくなってるみたいです。なので、今後アーティスト被ります。

前のiPodを探してるのですが、見つからず…

ちなみにLUNA SEAはずっと昔から変わらず好きだったので、好きな曲の一つ。


【第13話】


前回。無事2回目のツアーファイナルも終え、一段落もつかの間。


2000人の前でのLIVEが決定しました。


ツアーファイナルは300~400人ぐらいだったと思います。


それでも多いと思うのに、何倍ものお客さんの前でやる事になります。



既に2000人という事が決定しています。

それはなぜか。


複数の有名なバンドと対バンするからです。



名前は出せませんが、バンドやってたら一度は聞いた事があるとは思う方々の面々です。

神と崇めるバンドもいらっしゃいました。



私達もメンツを聞いて

「いや…お客さんで大丈夫です」


と、言いたくなるようなメンツにLIVE会場。



でも、不安っていうのはなく、ドキドキとワクワクしかなかったです。


LIVE会場入り


ありえないほどの緊張感に包まれてました。

そして、数々のカリスマ達。


ビビってた部分もありますが

「やっと夢への第一歩なんだなー」

って思ってました。



LIVE本番


私達は無名なのに、きっちりお客さんはいてくれて、びっしりのお客さんの数。


でも、不思議なんです。

少しだけ記憶がありますが、なんとも思わなかったんです。


もちろん緊張はしています。


しかし、大きな会場ともなると、バンドとお客さんとの距離が、かなり離れていています。


小さなライブハウスだと、お客さんとの距離感が近くて逆に緊張したりします。

大きな会場は不思議と落ち着けたりもしました。




LIVEスタート

何人かは私達の曲を知ってくれてたみたいで、腕をつきあげてくれたり。

ボーカルがクラップ(曲の時に手を叩いてたり)したら、会場全体がしてくれたり

私達の曲はダイブするような曲調でもないですが、してる人もいたりと。


お客さんが波のように見えました。


こんなに人って揺れるんだ。って。


正直、演奏の記憶はありません。一瞬で終わった記憶。

ただ、その会場とお客さんの波の光景だけは目に焼き付いています


今思うと 

「あれ、俺ってこんな事してた?」と不思議になります


カリスマ達のバンドは私達の比にならないぐらいお客さんは波をうち、狂喜乱舞の如く頭を振り。

そして、男女問わずダイブしまくりでした。後、なんだっけ、あれ。サークルのやつ。とりあえずカリスマ達がやるLIVE会場は気が狂ってました。


無名バンドと人気バンドの差が明らかすぎましたが、ステージ脇でそんな人達を見れたのも貴重な経験でした。



こうして、2000人の前でのLIVEは終了します。



私達のバンドは順風満帆に突き進んで来ています。

しかし、人生には波があります。

次回。衝突


noteまとめ『文章遊戯』に参加しています。



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