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【アルザス🇫🇷2018】ワイン街道🍇3日間の自転車ひとり旅〜2日目

2日目はサンティポリットからのスタートです!

2日目は宿泊先は決めずに日暮れまでに行けるところまで行く、行き当たりばったりのプランです…
というのも、立ち寄りたい村が多く、アップダウンの激しい道を走ったり、と不確かな予定が多かったので、そうしました。
最終的に、日暮れギリギリで辿り着いたのはミッテヴィヒエ(Mittelwihr)でした。

2日目のコース:サンティポリット〜ロルシュヴィル(Rorschwihr
)〜ベルクハイム(Bergheim)〜リボーヴィレ(Ribeauvillé)〜リクヴィル(Riquewihr)〜ミッテヴィヒエ(Mittelwihr)
走行距離は約15Km、予定走行時間は2時間

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朝10時にホテルチェックアウト&2日目スタートです🚲

サンティポリットから県道D18号線を道なりに2Km、ロルシュヴィルに到着です。

D18号沿いにある醸造所に立ち寄りました。
出発が10時とゆっくりめなのは、ここに寄るためでした。

『フェルナン・アンジェル醸造所』
アルザス最大規模のビオディナミワインの生産者です。手摘みで収穫されたぶどうを使って丁寧に作られたワインは高く評価されています。
👉日本でも販売されているようですので、気になる方は探してみてください。

朝の10時半なのに、すでにお客さんがいます!!みなさんケースでお買い上げ。
残念ながら、バックパックかついで自転車乗ってる身では購入はできません。

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あまりゆっくりもしていられないので、次の目的地へ再出発。
D18号を南下します。2Kmの緩やかな下り坂を快走し次の村ベルクハイムへ。

ベルクハイムは中世期に作られた城壁に囲まれた都市。
城門をくぐり、村の中に入ると…まるでおとぎの国のようでした。
ピンク、黄色、水色のパステルカラーの家並みに、窓辺に飾られた花々が映えて「メルヘン」という言葉がぴったり。

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アルザス地方にはシンボルとなっている鳥がいます。
コウノトリ(シュバシコウと言うクチバシの赤いコウノトリの一種だそう)です。
アルザスの村々では、このコウノトリの巣が大事に守られていて、運が良ければコウノトリも見ることができます。
なんと、こんなところに巣が!!教会の礼拝堂の屋根の上に巣があります。

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ベルクハイムの村を出たときに、見晴らしのいいぶどう畑があったので、ちょっと休憩していたら、思いがけず前日に訪れたオー・クニグスブール城が見えました。(中央から少し右寄りの山上に見える茶色いのがそれです)

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そのままD18号をひた走ります。
アルザスのワイン街道にある村の中でも有名なリボーヴィレまで3.5Kmの道のり。
高低差30mの地味にきつい上り坂が続きます。
ありがたいことに快晴で、ちょっと走ると汗だくに。

リボーヴィレに到着したのはお昼頃、すでに観光客でにぎわっていました。
毎年行われる花の町(Ville fleurie)コンテスト(1つ花〜4つ花までのランクがつけられます)で最高ランクの4つ花を獲得している花の町です。
町中に花が飾られ、パステルカラーの建物ともマッチして「かわいい!」を連発すること間違いなしです。
ここはコウノトリの里としても有名で、コウノトリをモチーフにしたグッズをたくさん見かけました。

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リボーヴィレには、セレスタやコルマールからバスが出ています
自転車でなくても行けます

村の入り口にあるTour des Bouchers、お肉屋さんの塔(?)と呼ばれる塔が一際目立っていました。

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村の向こう側の山に3つの中世期の城跡があるのが見えます。
手前の一番大きな城跡Château de Saint-Ulrichまで行く予定でしたが、登山道途中に崩壊の危険のある区域があるとかで登れませんでした、残念。

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少し長居し過ぎてしまいましたが、お次はアルザスで最も有名な村リクヴィルを目指します。
今度はちょっと長めの4.5Kmの道のりです。上り坂も多く、到着したときは15時を過ぎていました。

リクヴィルは毎年200万人以上の観光客が訪れる人気の観光地です。
フランスの最も美しい村のひとつにも選ばれたことがあります。

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リクヴィルには、コルマールからバスが出ています(所要時間は約30分)
自転車でなくても行けます(2回目)

この村の魅力は何と言っても、色とりどりのアルザス風の木組みの建物たちです。
ワインショップ(Cave)も多く、試飲もさせてもらえますよ。
アルザスのワインはお手頃な値段なのも魅力です。
レストランやカフェもたくさんあるので、観光におすすめです。

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ぜひ味わってみて欲しいのが「プレッツェル」です。
甘いのと塩っぱいのとありますが、塩っぱいのをいただきました♪
中はもっちりしていて、香ばしくて、絶品でした。

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予想通り途中でのんびりし過ぎました。
日暮れギリギリに到着したのはミッテヴィヒエでした。

やってしまった感の強い村に来てしまいました。
本当に小さい村で、何もない。
その日は日中の暑さと自転車で疲れ切っていたので、シャワー後気づいたら寝落ちしてました。

日中走った道を少しご紹介します。
基本的には、大きな道(県道)を走っています。
県道は走るのも楽で早く進めるのですが、自転車レーンがない&白線が路肩ギリギリだったりして、車がぶんぶん真横を通るので怖いです。
こんな感じで、ぶどう畑の間の農道のような道を走るのが気持ちよかったです。
さすがに人っ子ひとりいません〜

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