私の2年間の遠距離恋愛~前編
こんにちは、KIKOです!
私は昨年12月にカナダに引っ越すまでは、カナダ⇔日本の遠距離恋愛を2年間していました。
しかも、その間に彼(現夫)と会った回数はたったの3回。
さらに、両親からの反応も悪く、彼の名前を出すだけで毎回お葬式のような空気になっていた辛い2年間でした。
そんな環境での遠距離恋愛をよく乗り越えられたなと、自分でも不思議に思います。
なんで急にそんなことを書き出したかというと、最近複数の日韓Youtuberさんがコロナによる入国制限のために帰国を余儀なくされ、急に遠距離恋愛が始まったという動画をいくつか見たからです。
すごく辛かった私の遠距離恋愛を支えてくれたのは日韓カップルYoutuberさんの動画だったので、今度はその人たちが遠距離恋愛をしなきゃいけない状況になってしまったことに心が痛いです…
そしてふと、私たち日韓カップルは2年の遠距離恋愛をどう乗り越えたんだろうか?と思ったのです。
1、彼との出会い
もともと私にはキャリアプランがあって、1年死ぬほど英語を勉強した後すぐ日本に戻ってスキルアップした状態で大手の会社に就職するという目標を掲げて、ワーホリビザを使ってカナダに行きました。
カナダに降り立って最初の2か月だけ語学学校に通うことにしたのですが、その学校の共通の友人を通して出会ったのが今の夫です。(ワーホリあるある)
彼への第一印象は、ほぼなし。
まず、彼の自己紹介の名前が聞き取れなかった。しかも、薄暗いレストランの中で帽子をかぶっていたから顔もちゃんと見えてなかった。
つまり、彼のこと何もワカラナカッタ。
その時に唯一話したことと言えば、
『(彼がオーダーした)チキン料理、ちょっと分けてあげようか?』
『俺、去年までオーストラリアで働き詰めだったんだ。そこで貯めた資金でこれからカレッジ行って仕事見つけて、カナダに移民申請するんだ!5年計画の今2年目だよ。』
私は1年ぽっきりで日本に帰る前提でカナダに来ていたし、ましてや移民なんて全く考えたこともなく。
世の中にはすごいことする人いるんだな~と思ったのを覚えています。
その後バイトと勉強で忙しくしていたある日、SNSで知らない人から友達リクエストがきました。
この頃とにかく機会があればEnglish CaféやMeet upに行って知り合いが増えていた頃だったので、そのうちの誰かだろうと思い、友達承認。
するとすぐさま一通のメッセージ、
『Finally I found you』
え、やばい奴じゃん…誰?と承認したことを後悔しました。
するともう一通、
『Do you remember me? I gave you my chicken at the Arabic restaurant』
これが夫との最初のメッセージ交換(笑)
後から聞いてみると、どうやらレストランから帰ってきたあの日、私の連絡先を聞かなかったことをすごく後悔したそう。
SNS検索でも見つからなくて、友達に聞いてやっと私に連絡できた感動からあの初メッセージになったと。こわいよw
そんなこんなで連絡を取り始めた私たちですが、お互い一緒にいるのがとっても安心感があって、すぐに付き合うことになりました。
2、遠距離恋愛の始まり
最初は日本に帰国しようと決めていた私ですが、カナダの暮らしやすさ、色んな価値観のあり方に触れるにつれ、もっとカナダにいたいと思うようになりました。いつか彼と結婚するんだろうなという意識があったのもポイントだと思います。
そこで自分の選択肢として挙がったのが、現地のカレッジに進学することでした。
カレッジを卒業すればカナダで就職もしやすくなるし、卒業後に政府から就労ビザが発行されるのもメリット。
まだカナダ移民したいと思うレベルではなかったけれど、現地カレッジを卒業できるだけの経験と英語力を身に着けたなら、数年後日本に帰国しても再就職には困らないだろうという自信もありました。
それに、カナダにもっと長く暮らすと考えただけでわくわくしました。
20代、いろんなことに挑戦して吸収して成長できることに、わくわくしました。
と言うわけで、バイトを辞めて語学学校のPathway Courseに入学し、3か月間死ぬほど勉強したおかげで、無事にCertificateを取得。
カレッジに入学できるだけの英語力(Over IELTS6)を取得しました。
ただ、ワーホリ準備費/語学学校費用もろもろで貯金はほぼ底をついたので、カレッジ資金が足りない…
ワーホリビザも終わってビジターに切り替えていたのでもう働けないのと、Certificateが1年間有効だったので、すぐさま日本に一時帰国して働いて資金集めをすることにしました。
その時は久しぶりに日本に帰る楽しみ/1年以内にカナダに戻るという安心感で、遠距離恋愛への不安は一切ありませんでした。それがずるずる伸びて2年になるとは知らず。。
長くなりそうなので、前編と後編に分けて投稿したいと思います。
それでは、また!
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