桜の季節。お手本にしたいスタバの取り組みと、牛乳パック再生原料の話。
「リソースポジティブ」という目標を掲げ、持続可能な社会・環境の実現に積極的なスターバックスコーヒーの様々な取り組みは、私たちにとって素晴らしいお手本のひとつです。
他社とのコラボも話題になるスターバックス。今回はちょうど桜の季節に合わせて販売されている素敵なノートをご紹介します。
ミルクパックの再生原料を使ったノート
「スターバックス キャンパスリングノート」は、2019年からコクヨ「キャンパスノート」とコラボしている商品です。定番カラーとは別に毎年シーズンごとの限定カラーが発表されるこのノート、現在は桜のデザインがあしらわれた「SAKURA2023」がピンクとパープルの2色展開で販売されています。
このノート、実は表紙と裏表紙に、全国のスターバックス店舗から回収した(恐らく大量に出るであろう)使用済みのミルクパックを主原材料とした再生紙を使用しているんです。
このノートに限らず、ゴミの削減やリサイクルなどの具体的なアクションに消費者がごく自然な形で参加できる取り組みというのは、私たちKIJIが目指す理想的なスタイルでもあります。
実は、KIJIのパッケージも
ところで、私たちKIJIの製品パッケージも牛乳パックの再生原料を使用して作られたものだということをご存知でしょうか?
再生原料を利用したパッケージ
KIJI製品のパッケージには、牛乳パックの再生紙から作られた紙パッケージ「MILKRAFT」を採用しています。
工場や家庭で出た紙などを廃棄せずにリサイクル加工することは、ごみ自体の削減だけでなく、廃棄に必要となるCO2の削減にもつながります。
牛乳などの飲料用紙パックは上質なパルプが使用された高品質な紙である一方、工程に手間がかかるためリサイクルの普及が進んでいないという現状もあるようです。KIJIは微力ながら「牛乳パックのリサイクル」を応援したいと考えているんです。
そのほか、印刷物資材の「古紙リサイクル適性ランクリスト」規格においてランクの低い資材はできる限り使用しないよう配慮しています。
漆のお直しサービス「Re-Urushi」
長く使うことで磨り減った漆器は、漆を塗り直すことで生まれ変わります。製品をより長く・より愛着を持ってお使い頂くため、KIJIでは漆のお直しサービスを提供しています。「傷ついたらポイ」ではなく、メンテナンスしながら一生モノとしてお付き合いしていただけると嬉しいです。
いつの間にか、自然な形で
健全で快適なライフスタイルの中で、いかに自然な形でサスティナブルな社会の実現に貢献できるか。その一助になれるよう、KIJIではいくつかの具体的な取り組みを実施しています。
KIJIの製品を購入して使うこと自体が、自動的に環境や社会のためにひと役買うことにつながっている……そんなブランドを目指して、少しずつ工夫と努力を重ねていきます。
KIJIのnoteについて
これまで公式サイト内で公開していた「KIJIのノートブック」と「KIJIからのお知らせ」について、noteを利用して運用することになりました。皆さまのフォローやスキをお待ちしています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?