NZ life|the pillowsのいる日々。入国して1ヶ月の振り返り。
ニュージーランド31日目。
天気、雨。気温16度。寒すぎる。もこもこアウターを着込む。昨日の夏はフェイント?
ニュージーランドに来て、今日でちょうど1ヶ月が経ちました。記録のために、この1ヶ月に起きたこと・感じたことをつらつらと書き連ねていきます。
オークランド空港に到着した途端、上着を引っ張り出す。寒い。
ひつじがそこら辺にいると思っていたのに、1匹たりともいない。
さっきまで晴れてたのに、一瞬で雨になる日々。すぐ慣れる。
ルームメイトが大のアニオタ。アニメを観て「日本はこうなのか?」と議論する毎日。
熱烈なカフェ文化を実感し、バリスタに興味が出る。
思い立ったが吉日、バリスタ養成コースなるものに飛び込んでみる。
履歴書(CV)を現地の友人に見せると「おいおい完璧かよ!仕事はすぐ見つかるぜ」と褒められ調子に乗る。
調子に乗ったままCVをカフェやレストランに直接配り歩く。
マネージャーに「仕事探してる」と伝え「今は求人してないけど、空きが出たら連絡するね」を100万回繰り返す。連絡はこない。
ワーホリ民たちはフルタイム雇用を目指し、職を追い続ける。世はまさに大就職時代!
少しだけ都会の地元福岡と、あまり変わらないオークランドの生活に疑問を感じる。
仕事は見つからない。ルームメイトとアニメを観る。何しに来たんだと自問自答する日々。
疑問が爆発して泣きながらフライドチキンをむさぼり食う。
カルテット真紀さんの「泣きながらご飯食べたことある人は 生きていけます」を思い出して心を持ち直す。
現状を打破するためにオークランドを出て、ど田舎に移動する。
ど田舎でオーペア(住み込み子守り・家事手伝い)の仕事を始める。
忘れていた頃にやってくるマネージャーたちからの「面接どう?」
近所のカフェでフラットホワイトの神様に出会う。奇跡レベルで美味しい。
顔馴染みのご近所さんがちょっとずつ増える。
でかい犬に追いかけられる。
空いた時間に海辺でぼんやりする。
Kindleで苦手だった作家さんのエッセイに出会う。
苦手は「大好き」の裏返しで、強烈な憧れを抱き始める。
暴力的に美しい夕焼けに出会う。人生は素晴らしいと気づく。
次に行きたい場所が決まる。
もっと次のやりたいことが見えてくる。
そのために今できることから始めようと、手を動かす。
そんな感じ。
みなさん、泣きながらご飯食べたっていいんですよ。生きていけますよ。
学生時代からずっと好きなバンドがあって、the pillowsっていうんですけど。Funny Bunnyという曲があるんです。
その曲に書かれた歌詞がとても好きで、いつも背中を押してもらえるので、何かに悩んだり、ひどく困難な道を歩いている人に、ぜひ聴いてほしいです。
the pillowsのいる日々が私は好きです。
人生はもがけばもがくほど、美しいと思います。
今日も生きようね。
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