きいこ

◆ 関西在住◆洋楽で語学を楽しむ方法、海外旅行記などを時々発信してます◆ 30代から英…

きいこ

◆ 関西在住◆洋楽で語学を楽しむ方法、海外旅行記などを時々発信してます◆ 30代から英語やり直しでTOEIC980◆50代からドイツ語、4年でTelc B2, 独検準1級|2024年韓国語開始 |旅と漫画、美術館、音楽が好き|人生は健康第一で👍

マガジン

  • 50代から始めたドイツ語、初心者から中上級までの学習記録

    51歳からドイツ語学習を始めて、4年で独検準1級(中上級)まで到達した学習方法の記録です。

  • 54歳 人生初のドイツ短期留学体験記

    2023年の夏、ドイツ・ミュンヘンの語学学校に1カ月短期留学しました。事前準備、講座の内容、試験対策等について体験談を3部構成で書きました。

  • 洋楽の歌詞の意味深掘りと個人的な考察

    洋楽の歌詞を深掘りして解説しています。和訳ではなく、表現に関する個人的な考察です。 歌い手・作り手の感情と「言葉がわかったその先に見える景色」が見えるようにと願って書いています。

最近の記事

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改めて自己紹介 | note5年め

自己紹介こんにちは。 「きいこ」こと神田桂子と申します。 1968年生まれの55歳、大阪府在住です。 絵を見たり描いたり、旅行、読書、音楽を聴くことが好きです。 noteを始めて丸4年経つのですが、このたび朝日新聞に私の記事を掲載いただいたので、改めて自己紹介します。長文ですがよろしければご覧ください。 大学卒業後、IT企業で7年ほどシステム開発を経験した後、人事業務に通算15年ほど携わりました。 その後転職して外資系企業、英会話講師などを経て、2024現在、ある特許事

    • 湖畔の野外ライブの開場待ちの間に食べた絶品チョコアイス

      昨年の夏、ドイツとスイスの国境にあるボーデン湖畔の野外コンサートを見に行った。 早めに現地に着いたので、開場までの数時間、湖畔を散歩したりして時間をつぶした。 喉が渇いたので、屋台でシンプルなチョコアイスを買った。スイスチョコレートなのか、チョコのとろける甘さとバニラアイスの冷たさが絶妙に合っていて、もうひとつくらいペロッと食べられそうなほど美味しかった。 推しのコンサート開始前のワクワク、美味しいチョコレート、きれいな湖。 ここに来られて幸せだなぁと実感した一日だった。

      • 海外旅行先で知り合った人々 (ドイツ ケルン)

        ケルン到着2019年の冬、初めてドイツに行った。アムステルダムから、ICE(インターシティエクスプレス)で数時間、ドイツのケルンに到着。 ケルン中央駅を出ると、目の前にどどんとケルン大聖堂。 ケルン大聖堂の前にはクリスマスマーケット。初めて見るものばかりで、テンションが上がる。 ひとまず宿泊先に荷物を置き、宿から近いノイマルクトに行ってみた。 クリスマスマーケットは初日なのか、開いているお店もまばら。グリューワインが飲みたかったが、私はアルコールがダメなので、店員さんに

        • カンボジアで洪水に遭ってヘリで救助された話

          2011年の洪水被害2011年、タイをはじめとするアジア諸国では、長雨によって大規模な洪水が起きた。 カンボジアも200人を超える犠牲者が出て、100万人以上が洪水の被害を受けたと報道があった。 2011年の9月、このことを知らずに同僚とカンボジア旅行に出かけた私は、命からがら逃げだすことになったので、その記録と教訓を残しておこうと思う。 洪水前夜カンボジア、シェムリアップに到着した時は雨は止んでいた。ホテルに荷物を置き、トゥクトゥクに乗って、近所の写真館に行ってみる。

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        • 50代から始めたドイツ語、初心者から中上級までの学習記録
          2本
        • 54歳 人生初のドイツ短期留学体験記
          3本
        • 洋楽の歌詞の意味深掘りと個人的な考察
          7本

        記事

          海外旅行先で知り合った人々 (ドイツ ダルムシュタット)

          ダルムシュタットのマチルダの丘2019年の冬、私は当時の勤務先を辞めてドイツで2週間の一人旅を楽しんでいた。旅行中のある日、予定がドタキャンになったので、思い立ってダルムシュタットに行ってみることにした。 ダルムシュタットはドイツ中西部、フランクフルトから南に約30kmほどのところにある。ダルムシュタットの北、マチルダの丘はむかし芸術家コロニーがあったところで、美しいロシア風建物群もあり、2021年にはその一帯が世界遺産に登録された。 私は元々美術館巡りが好きで、この投

          海外旅行先で知り合った人々 (ドイツ ダルムシュタット)

          54歳、人生初のドイツ短期留学体験記3(telcB2試験対策~合格まで)

          2023年夏、ドイツ南部ミュンヘンの語学学校に短期留学した時の経験談です。出発前のドタバタから始まり、初めての学生寮生活は予想外のことばかりでした。幸い親切なルームメイトやクラスメイト達に恵まれて楽しく過ごしていましたが、1か月の留学もあっという間に終盤、あとは試験を残すのみとなりました。 telc B2試験とは毎日の講義と大量の宿題にも慣れて来た8月2週目ごろ、クラスメイトの間で「試験対策をどうするか?」ということが話題に上るようになりました。 ここでいう「試験」とは、

          54歳、人生初のドイツ短期留学体験記3(telcB2試験対策~合格まで)

          ベルリンで35年前の文通相手に初めて会った。

          1983年 文通開始1983年、中学3年生の英語の授業の一環で「海外のお友達と文通しよう!」という企画があった。相手国はニュージーランド、西ドイツ(当時)のどちらかで、おそらく姉妹校同士の共同企画だったのだと思う。 当時はインターネットなど影も形もない。外国との文通と言えば、向こう側が透けて見えるようなペラペラの薄紙の便せんに床屋さんで見かけるような赤と青の交互の縁取りの付いた封筒。もしくは折りたたみの郵便書簡。航空便で1~2週間、船便なら相手に届くまで2カ月くらいはかか

          ベルリンで35年前の文通相手に初めて会った。

          54歳、人生初のドイツ短期留学体験記2(講義、クラスメイト、学生食堂)

          2023年夏、ドイツ南部ミュンヘンの語学学校に短期留学した時の経験談を書いています。講義開始の前日、学生寮の部屋が汚すぎて掃除で1日つぶれてしまい、ドタバタのスタートとなりました。 講義前日学生寮初日、掃除が終わってシャワーを浴び、ルームメイトのRちゃんが焼いてくれたレモンケーキで一息ついた後、寮の各種施設の確認ついでに洗濯室へ向かいました。 拭き掃除で汗だくになったTシャツとタオルを(いかにもドイツ製の)巨大かつ堅牢な洗濯機に放り込み、出来上がりを待っている間、何となく

          54歳、人生初のドイツ短期留学体験記2(講義、クラスメイト、学生食堂)

          朝日新聞デジタル「語学の扉」に掲載されました。

          このたび、朝日新聞デジタル「語学の扉」に私の経験談と語学の学習方法を掲載していただきました。 (読者登録1か月無料) まずは、朝日新聞国際報道部の皆様はじめ、この記事に関わってくださったすべての皆様に改めてこの場をお借りしてお礼申し上げたいと思います。 全国紙に掲載いただくだけでも光栄なのですが、インタビュー当日は悪天候の中、記者の方が東京から大阪までわざわざお越しくださって、3時間ほどをかけて丁寧にお話を聴いてくださいました。その後も記事の途中経過を丁寧にご連絡いただく

          朝日新聞デジタル「語学の扉」に掲載されました。

          54歳、人生初のドイツ短期留学体験記1(留学準備~学生寮に入るまで)

          51歳から始めたドイツ語、「ドイツの友人たちとドイツ語で話したい!」という当初の目標を達成すべく、思い切ってミュンヘンに約1か月短期留学することにしました。 約1か月の語学コース受講、その後は3週間かけてドイツ各地に住む友人たちを訪問するというプランです。語学学校+友人訪問で合わせて2か月の旅の記録です。 ドイツ語B2レベル(中上級)を目指すさて、私のドイツ語学習は50代から始めたにしては比較的順調に進んでいましたが、B1レベル到達後は何となくマンネリになって伸び悩んでおり

          54歳、人生初のドイツ短期留学体験記1(留学準備~学生寮に入るまで)

          ジャーマンポップスの歌詞が深くて楽しい。Schon Klar (Oh Brother)

          ドイツ語の勉強を始めてから約2年間、ドイツのポップ音楽を使って歌詞の音読をしている。毎日聞いても飽きない曲をいくつか見つけたのだが、そのうちの1曲が Oh Brother の ”Schon Klar”(ショーン・クラー)である。曲がシンプルで、比較的ハッキリした発音で聞き取りやすい。私はこの曲をたぶん数百回は口パクしながら聞いたのだが、歌詞の意味がもう一つよくわからないまま1年以上が過ぎた。 ところが最近、ひょんなことからようやくこの歌の意味がわかったので、記録もかねて残し

          ジャーマンポップスの歌詞が深くて楽しい。Schon Klar (Oh Brother)

          ジャーマンポップスの歌詞が深くて楽しい。 1A (Alexa Feser)

          2年前、ドイツ語の勉強を始めたばかりの時、ドイツ語のポップソングを聞こうと決めて最初に見つけた曲がAlexa Feserの "1A"(アインス・アー)だった。 日本で撮影されたビデオクリップは親しみやすくて、メロディーも気に入ったのだが、歌詞は何のことやらさっぱりわからなかった。 「いつかこの歌詞の意味が分かるようになったらいいなあ」と思って学習を進めてきて、2年たってついに(!)歌詞の全貌が明らかになったので、学習の記録として和訳を書いておくことにした。この先学習がさらに

          ジャーマンポップスの歌詞が深くて楽しい。 1A (Alexa Feser)

          53歳、ドイツ語の勉強を2年続けてみたらA1(初心者)→B1(中級)に到達できた

          51歳からドイツ語を学び始めて2年経ちました。 50代から新しい語学なんて我ながらどうすんねんと思いましたが、2年間やってみた結果、「中高年の語学学習は意外と進むし、とても楽しい」ということをお伝えしたいと思います。 ドイツ語を始めたきっかけ新型コロナのパンデミックの前年にドイツに行ったのがそもそもの始まりでした。ドイツを旅しているときは、その後2年間もドイツ語をやることになるとは全く思わなかったのに、人生ってわからないものだなと思っています。 自分専用の「地図」をつくる

          53歳、ドイツ語の勉強を2年続けてみたらA1(初心者)→B1(中級)に到達できた

          語学学習用の洋楽はどうやって選ぶ?という質問に答えてみた

          前回「51歳からドイツ語の勉強を始めてみた」と題して私の勉強方法を書いたところ「ポップソングでどうやって勉強するのか」という質問を受けた。なので、今回は語学用の曲の選び方を書いていこうと思う。前回「ですます」調で書いてみたら結構面倒だったので今回は普段の私の話し言葉で失礼。 前回の記事はこちらです↓ 曲選びのポイントネットなどで、よく「英語学習にオススメの洋楽」などの記事がでているので、歌で語学を学びたい人は一定数いるのだとは思うが、個人的には「特定のオススメ曲」を探すよ

          語学学習用の洋楽はどうやって選ぶ?という質問に答えてみた

          51歳からドイツ語の勉強を始めてみた

          51歳で急に思い立って始めたドイツ語学習。この1年の勉強方法とその成果を書いてみようと思います。 なんで今さらドイツ語?2019年の11月から12月にかけて、ヨーロッパ2週間のひとり旅にでました。ステイホーム生活になる直前に行けたのは幸運だったと思います。 オランダの友人宅に数日滞在した後で、高速列車に乗ってドイツに向かいました。訪ねた街はケルン、フランクフルト、ヴィースバーデン、ダルムシュタット、ニュルンベルグ。 旅行にトラブルはつきものなので、予約していた電車に乗れ

          51歳からドイツ語の勉強を始めてみた

          洋楽の歌詞が深くて楽しい。 Viva la Vida #3(続き)完結

          前回までのあらすじ前回(#2)と前々回(#1)でViva La Vidaの歌詞のベースになった歴史的なできごとや聖書のエピソードについての解釈を書きました。かつて栄華を極めた王様の没落と、自分の処刑が間近になって初めて国と国民の幸せを心から願う王様の姿が見えてきました。 前回(#2)と前々回(#1)はこちらからどうぞ。↓ 王様の回想今回は王様の最後の姿と、サビの部分の変化について書いていこうと思います。処刑を待つ王様の回想から2番は始まります。 It was a wic

          洋楽の歌詞が深くて楽しい。 Viva la Vida #3(続き)完結