続・井の中の蛙、札幌の文章講座の講師になる。
今年(2023年)1月以降に私を発見してくださった方は、おそらく以下の記事をご存じではないかもしれない。
この記事の内容を端的にいえば、
というもので、ただのアマチュアのカスである私が、何を勘違いしたのか、札幌市民向けに文章講座を開講することにしたよ、という内容である。
ことの経緯、顛末をお知りになりたい方は、ぜひ記事を読んでいただきたいが、読まなくても大丈夫。
…
この講座、実は最低参加人員が決められており、その人数を下回った場合は開講ができない仕組みになっている。
最低参加人員は7人。
7人未満の場合は、
講座の開講は残念ながら見送りになる。
ちなみにMAX定員は20名までだ。
……
…
2023年5月某日、夜。
私は札幌市内の、
とある公共施設の視聴覚室に座っていた。
私の講座を受講したい、という札幌市民さまに会えるのを、今か今かと待っていたのである。
そう、7人以上が集まったのだ。
その数、12人。
札幌市が発行するフリーペーパーなどでこの講座を知った方が、12人集まってくださった。
講座タイトルは「スマホひとつでエッセイストに(講師 : イトーダーキ)」というなんとも虚栄に満ちたものであるが、とにかく、文章を学びたい、と思ってくださった方々が申し込んでくれたのだ。
受講料は最低価格の3,000円である。
本当は無料でと思っていたが、札幌市の担当者さんが「イトーさん、最低価格が決まってますので」と言うから、泣く泣く設定した。
「教材費を徴収する先生もいますよ」と言われたが「いえ、スマホひとつあればいいので、教材費は無用です」と言うと、札幌市職員はにこやかだった。
…
7人集まらなかったら、講座は開講不可能だから、noteで「やっぱダメでした」と、トホホでプププな報告をしないとダメだなぁと思っていた私だが、本当に感謝である。
参加者の最高齢は80代。
40代の女性が多数。
50代、60代の方もいらっしゃる。
実際にお会いしたが、みなさん素晴らしい。
これぞ、学びの場である。
…
この日は第0回として、
オリエンテーションだった。
シーンとする視聴覚室で「みんな本当に来るのかなぁ」と疑って待っていると、参加者であろう方々が続々と集まってきた。
わぁ、本当に来てくれたんだ。うれしいなぁ。
これは当たり前のことではないから、感謝しないとなぁ。
オリエンテーションがスタートしてその冒頭、参加者さんの視線を受けながら、念のため確認した。
こう聞くと、全員が「シーーーン」だったので「なんか、すいません」と謝った。頭をポリポリである。
みんな、たくさんの質問をしてくれた。
「エッセイを書いて変わったことは?」
「モチベーションはなんですか?」
「noteってなんですか?」
「何分かけて書くんですか?」
「お金は稼げるんですか?」
「本当に読んでもらえるんですか?」
私としては、質問をしてくれるのが嬉しいのと、普段の仕事とは関係ないものだから、それが新鮮で楽しい。良い息抜きになる気もする。目的なく始めたが、でもきっと何かに活きる気もする。
…
妻からはよく言われる。
せやなぁ。
感謝しないとアカンな。ワイは育成系ダンナや。
さて、
札幌市内のとある公共施設につどった10人の参加者さまと一緒に、これから毎週夜、エッセイ講座を開講する。
1回2時間、全5回だ。
何を話すかはぶっちゃけまだ決めていない。私が学んで試してきた、ノウハウとも言えないほどの知識を総動員して、受講生みんなといっしょに作っていけたらと思っている。
冒頭の引用記事をお読みいただければ分かるが、これはただの趣味である。はっきり言うが私はアマだし、なんならニワカのメッキ者。
楽しそうだからやってるだけ。
noteの毎日投稿を始めて、もうすぐ1年。
この1年で、生活は大きく変わった。
感謝すべき人たちがいっぱいいる。
noteで出会った人たちが大勢いる。
この講座では、私が愛するnoteの住人たちの文章の特徴を、あますところなくパワーポイントで解説しようと考えている。
noteで関わりのあるみなさんの文章を、素敵な札幌市民にしれっと紹介することになるけれど、どうかその点、悪しからず。
全5回が終わったら、またここで報告しよう。
【告知】今夜!バムさんがラジオで褒めてくれる!
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