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エッセイ講座で人生を語る。

なんやかんや、
1年以上noteの毎日投稿を続けている。

毎日だ。疲れたわ。

だったらやめろ!

やめない。

絶対やめない。

読んでくれてる方がいるから、やめない。


いつのまにか、札幌市民向けにエッセイ講座の講師をやるようになった。エッセイや文章なんて、教えられる立場にないのにね。


……


今日は、札幌市民向けにおこなった全5回のエッセイ講座のうち、最終回でお話ししたことの一部を切り抜いて書いてみたい。

「ちょっと出し」ってやつだ。

エッセイ講座では、具体的な文章の書き方、ノウハウを話したには話した。

が、それよりも、どちらかというと広告的発想、マーケティング、ブランディング的な話をすることに重きを置いた気がする。

それから「よき人間であれ」とも話した。


よき人間でありたいんだ。


断っておくが、この記事ではフォロワーの増やし方や「いい文章とは?」みたいな話は出てこない。

note(を含めたSNS全般)、そして人生の楽しみ方を構造化して伝えてみたい。


というわけで、札幌市民向けエッセイ講座の最終回で話したことをまとめてみる。



キーワードは螺旋らせんだ。


抽象的である。


それではいってみよう。


▶︎いいときもあれば悪いときもある。


noteだけでなく、広く人生全般に言えるが、
人には好不調の波がある。

昨日はいい文章が書けたけど、今日の文章はイマイチ。ある年の3月は全体的に文章のキレがよかった。けど今年の3月はキレがない。


なんか大殺界っぽくてさぁ〜。
去年まではよかったんだけどねぇ。

とか。


つまり、好不調の波がある。

人生山あり谷ありだ。



図にすると、こうだ。

好不調の波



▶︎波ではなく「渦」と見る


この好不調の波をみる視点を、
横からではなく、上からに変えてみる。

波の図を縦にして、
それを上から覗き込んでみよう。

縦にする


これを上から覗き込む。

すると、

波は波ではなく、になる。



波はぐるぐる回る渦になる


つまり、好不調の「波」は波ではなく「渦」であり、それは上下するものではなく、ぐるぐるとまわるものだと見ることができる。


さぁ、ここまできたら次だ。


▶︎渦を「立体的」に見る



この渦を、さらに立体的に見てみる。
2次元ではなく、3次元で見るのである。

以下の図の右が平面的な渦だが、
左は立体的な渦、つまり螺旋になる。

コイルみたいだ


渦が螺旋に変わった。

上昇する螺旋とも見て取れる。


つまり、好不調の波というのは、上下する波ではなく、ぐるぐる回る渦であり、

いいときもあれば悪いときもある、
ぐるぐるするものと見ることができる。


そして、ここが最も伝えたいところだが、


ぐるぐる回る渦は、その場にとどまって回っているものではなく、回りながら上昇を描く螺旋であると見ることもできるのだ。



螺旋は下から始まって、上昇する。

上図の赤い点が、人生のある瞬間での「私たち」であり、noteやSNSでコツコツ記事を書いている「ある瞬間」であるとも言える。


何が言いたいかというと、繰り返しになるが、

調子の好不調はぐるぐる回るもので、いいときもあれば悪いときもあるものの、すべて螺旋だから上昇していくものである、と言いたい。


これで大殺界なども説明できる気がする。一見ランダムに見える人生の好不調は、すべて周期なのだ。


もう一度。


いいかい。


人生はすべて周期でまわっているんだ。


「あ、調子悪いな」と思ったときには、調子の悪い象限ゾーンに入ったのだと思えばいい。必ず上昇する。落ち込むな。大丈夫だから。なんとかなる。



▶︎すべては成長する


さきほど「螺旋は上昇する」と書いた。


螺旋の上昇は何を表すのだろう?



人生の上昇である。



上昇するのは人生であり、noteの楽しさであり、他SNSの運用、フォロワーさんの数であり、スキの数などだ。


これらは必ず上昇する。好不調をぐるぐる描きながら、でも上昇を続ける。よき方向に向かう。進歩しているとも言えるし、成長しているとも言える。



考えてみると、私たちのDNAは二重らせん構造をしている。DNAにはアデニン・チミン・グアニン・シトシンという四つの塩基がある。

四要素からなるわけだ。

二重らせんのDNA


これはとっても無理矢理なんだけど、研究によれば、人間の幸福も四つの要素に分かれるらしい。四つの要素とは以下だ。


1.自己実現と成長

2.つながりと感謝

3.前向きと楽観

4.独立とマイペース

スピリチュアル!


これら四つの要素を絡ませ合いながら、螺旋をぐるぐるさせれば上昇をともなって豊かになれる。


逆にこの螺旋が上昇ではなく、下降しているのであれば、どこかに問題がある。その問題を見極めなければならない。


この記事を通して、何が言いたいかというと、


人生山あり谷ありだけど、それを螺旋で考えることができれば「この苦労も進歩のために必要なものだもんね〜!」と捉えることができる。

これだ



この話をなぜだか札幌市民向けに話した。

なんでこんなことを話したかというと、単純に愉快だからだ。当たり前のことをこざかしく分析するという作業はおもしろいだろ。




最後に、これを話したときの生徒さんの反応を書いて、この記事を終わろう。



「……イトー先生、ずいぶんポジティブですねぇ」

あ〜、はい〜


<あとがき>
螺旋については大学時代にいろんな本を読んで興味を持ちました。もしかして波って螺旋なんじゃね? と思ったのはなぜだっけ。不調の波も、全てを上昇させるために必要なことなのだ、と思うことができれば心が軽くなる気がするのです。最後までありがとうございました。

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