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『5分診療』でも先生とのコミュニケーションを諦めない 心療内科との距離感  

私は『認知の歪み(他人との受け取り方の違い)』や『ストレス耐性の低さ』で社会に適応できず、会社を退職。
現在は心療内科に通いながら、『自分を変える』ために日々の生活をおくっています。

自分に合った心療内科を探して、私は2回お医者さんを変えました。
3つ目の心療内科に通って半年。ようやく心療内科との距離感や先生とのコミュニケーションを見直すことが必要だと気づきました。


今回は5分診療でも毎月元気になることを目指して、『先生との話し方』を変えた話です。
2つの項目にしてみました。



✴︎✴︎❶ 心療内科で毎回聞かれる質問の返答やこちらから伝えたいことは、事前に絞って決めておく 


毎回診療の初めに「この1ヶ月はどうでしたか?」と聞かれるので、伝えたいこと・確認したいことを事前に家で考えています。

私の場合は、
『現在の状態』→『この1ヶ月でやってみたこと・結果の報告』→『今の状態に合わせた、今後の方針の確認』

この三つをテンプレートにして、毎回返答を用意してから通院しています。
最初のうちは、メモに書いておいて先生の前で読むようにしていました。

シンプルな対策でしたが、「これも言えばよかった。」「関係ないことを話してしまった。」という後悔が減り、スムーズに診療が進むようになりました。



✴︎✴︎❷ 困っている状況を具体的に伝えた上で、『答えがある質問、YES / NO で答えられる質問』の形に言葉を変える 


「せっかく通院したのに薬だけもらって終わった。」とならないように、具体的なアドバイスや意見が欲しい。

そのため、こちらから質問をする時は
一文で収まる程度の状況説明 + 先生が答えやすいシンプルな質問
から聞くようにしています。


例えば、こんな言葉で話しています。


  • 「気持ちが不安定で自分も周りも振り回してしまいます。混乱している時できる対処法はありますか。」

  • 「今月は〇〇を試してみました。同じ状態の患者さんがしている、他の良い習慣や取り組みを教えてください。」

  • 「ストレス耐性が低いのを変えていくために〇〇の本を読み、少し楽になりました。他におすすめの本があれば教えてください。」

  • 「前回アドバイスをもらった筋トレを初めてみました、今月は〇〇な状態で辛いです。そう言う時は休んだ方がいいでしょうか。」


以前までは、「毎日苦しいです。私はどうしたら元気になりますか。」と抽象的すぎたり、まとまらずに長々話たり…

結果、こちらの生活や、困っている状況が伝わらず、具体的なアドバイス・本当に聞きたいことを引き出せませんでした。
今となっては、いい思い出です。



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余談ですが、
「治して欲しい。」と思って通っていた頃よりも、「自分を変えていくために、協力してもらう」スタンスに変えたこと
 それも大きな転換点になりました。

私にとって心療内科は、今の辛さをしのぐために「薬をもらう」将来元気になるために「やれること・今の状態に合わせた程度を相談する」場所だと考えています。

日常の行動も前向きになり、診療がずっと意味のある時間になりました。

自分の毎日の一歩を誉めれますように。

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