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#ふわふわ星のヒトヤスミ~あたたかい飲み物とお気に入りの本
こんにちは、ぱんだごろごろです。
今日は、はやしっぷさんの企画に参加します。
企画概要
●「あなたのヒトヤスミ(一休み)」をみんなにシェアしよう✨
●ハッシュタグ「#ふわふわ星のヒトヤスミ」
●応募期間11月23日~11月30日。
※この期間内に、note記事で投稿してね。
●投稿回数は問いません。2個でも、3個でもOK♡
●12月に、みんなの記事をまとめて、ご紹介します✨
慌ただしい12月、ほっと一息つけるのは、どんな時?
はやしっぷさんのお尋ねです。
さっそくお答えします。
①家の中で、一人になれて
②コーヒーかココアか紅茶かお茶を飲みながら
③お気に入りの本を読んでいるとき
★①ふだん、家事と家事の合間の時間、
私はたいてい、一階のダイニングテーブルに座っています。
一息つくのは、いつもこの場所。
一方、夫や息子がリモートワークで家にいるときは、二人ともそれぞれ二階の部屋を仕事部屋として使っています。
二人が一階に下りて来なければ、その間、私は一人になれたものとカウントしています。
★②一息つくには、飲み物があるといいですね。
それも暖かい、マグカップにたっぷり入ったものがいいな。
★③これは、12月には、いつも決まって読む本があるのです。
一昨年、書いた記事から、再掲しますね。
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私は、毎年、11月の終わり頃から、12月いっぱい、クリスマス用の本を三冊用意して、折に触れ、読んでいます。
三冊目は、入れ替わりがありましたが、一冊目と二冊目は、私の中で、不動の地位を誇っております。
①「クリスマス・プディングの冒険 」アガサ・クリスティ
②「水晶」アーダルベルト・シュティフター
③「毛糸よさらば」ジル・チャーチル
①は、エルキュール・ポアロものの中編小説で、いかにもクリスマスに相応しい、楽しい内容に仕上がっています。
クリスティ自身が、自分の子供時代のクリスマスを思い出しながら書いた、と言うだけあって、イギリスの古き良き時代のクリスマス気分を味わうことができます。
クリスティの長編小説には、「ポアロのクリスマス」という作品もあるのですが、これは少々陰惨なところ(殺人事件)があるので、私はこちらの、殺人事件のない、楽しい事件の方がお気に入りです。
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![](https://assets.st-note.com/img/1669788641402-7fhiP0s4rg.jpg?width=1200)
②の「水晶」は、永年に渡って愛読している短編小説です。
兄妹の健気な可憐さと、祖父母の孫を思う姿が心を温かくしてくれる物語です。
私は、いつの頃からか、クリスマスが近付くと「水晶」を読み返すのが、習慣になっていた。
「聖夜」という原題通り、コンラートとザンナの幼い兄妹が、雪山の氷河の中をさまよい歩くのは、クリスマス・イブのことだったからである。
雪山の氷河から抜け出し、下山するための方法を妹に説明する兄。
一言の異議もはさまず、それに従う妹。
兄はひたすら前に進む。
妹は寄り添って歩く。
兄は母から、「この子をおまえにあずけるんだからね」と言われている。
何があっても、この妹だけは守り抜かなければならない。
雪はやまない。
コンラートは、自分の帽子を脱いで、妹にかぶせてやる。
毛皮の上衣も脱いで、妹に着せた。
自分はシャツだけになったが、その上に、それまで妹がかけていたきれを大小二枚かけ、自分はこれで十分だ、と思う。
どんどん歩けば、凍えることはないだろう、と。
やがて夜になり、雪山から下りることは不可能になる。
洞窟のようになっている岩を見つけて、一夜を明かすことにした。
妹に自分の分のパンを与える兄。
兄が食べていないのを見て、残りを渡す妹。
夜中に近付くと、妹が眠りかけてしまった。
山で眠れば死ぬ。
ありったけの知恵を振り絞り、お祖母さんからもらった濃いコーヒーを飲ませることで、凍死から妹を救おうとする兄。
コーヒーの効き目と、自然の偉大な力(氷河が裂けるときに立てた大音響)とのおかげで、子供たちは、眠らずに夜を過ごし、朝を迎えた。
この後、二人は村人達に救出され、両親とも合流できて、無事に下山し、大団円を迎える。
両親の結婚を快く思っていなかった祖父も、可愛い孫たちが助かった喜びから、初めて婿である父親の家に行くことになり、心あたたまるフィナーレである。
「水晶」から「晩夏」へ
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③は、横溝正史の「悪魔の降誕祭」や「扉の影の女」を読んでいた時期もありましたが、ここ数年は、ジル・チャーチルの「毛糸よさらば」を楽しんでいます。
子供たちが幼稚園児だった頃のバザーや、その後の中学や高校時代の文化祭のバザーを思い起こさせてくれる作品です。
主人公は、シカゴに住む、主婦探偵のジェーンです。
三児の母親で、夫を事故で亡くした未亡人ですが、明るくて前向き、家事の腕前はそれほどでもなくおっちょこちょいなところもある、という親しみやすさ、でも殺人事件が起こるとがぜん名探偵振りを発揮します。
このシリーズの何よりの魅力は、ジェーンの隣家に住む親友シェリイの存在だと思います。
美人でおしゃれで家事も完璧、子供たちの成績も優良なシェリイは、ジェーンにとって、腹を割って何でも話せて、相談できる存在です。
ジェーンが探偵役の時は、頼りになるワトソン役、といったところで、シェリイは、女性にとって、こんな親友がいたら、という憧れの存在なのです。
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「「クリスマスに備えて読む本」おすすめ三冊」より再掲
はやしっぷさん、
最終日に滑り込み投稿になってしまいました。
何卒よろしくお願いいたします。
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今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
明日から12月、1年の締めくくりの月です。
どうぞ暖かくしてお過ごしくださいね。
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