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2021.09.13 これからも共に生きていかなくてはならない

少しだけお久しぶりになってしまいました。noteを書きたいなあと思ってはいたのですが、何を書けばいいかわからなくてあまり開いていませんでした。毎日書いてる人や、2.3日に1回書いている人、本当にすごいなって思います。だけど、自分には自分のペースがあって、文章を書くのに誰かと対比する必要もないから、責めずにじっと書きたいことが見つかるまで待っていました。

今日は人生で3度目の迷走神経反射になったお話をしたいと思います。明るいお話がしたかったのですが、私自身この病名に救われたので今日はこんな病気?体質?があるんだよって、誰かが救われたらいいなと思いながら綴ることにします。

迷走神経反射ってね、精神的、肉体的に強いストレスや激しい痛みが加わったとき、それが引き金となり「迷走神経」が刺激されて、腕や脚にある抹消血管が広がり、血圧や心拍数が下がることで吐き気や冷や汗、強い腹痛を引き起こすことを言うの。

本当に、長い長い夢を見ていた。起きて八時間くらい経つけど鮮明に覚えている。ハッと夢から覚める。お腹が痛い、苦しい。そう思いながら、階段を駆け降りお手洗いへ行った。嫌な予感がする。

二年前、初めてバイト先で迷走神経反射になった。その時は、生理が始まった日で軽い腹痛と貧血だった。働いているうちに、どんどん気分が悪くなっていった。今までとは比にならない腹痛とそれに加え、吐き気、脱水症状、とまらない冷や汗。初めて死ぬんじゃないかって思った。あまりの痛みにパニックで休憩室で倒れ、人生で初めて救急車に乗った。

血液を採られて少々貧血ではあるが何も問題はないと言われた。私は、そんなはずはないと思った。だって、死にかけたんだもん。その日あったことをSNSで呟くとフォロワーさんから「それって迷走神経反射じゃないですか?」と言う声を多数いただいた。迷走神経反射?何それ、と思い検索をかける。するとその日、私に起こった大半の症状と一致した。

私の場合、いつも強い腹痛が引き金になって迷走神経反射になるようだ。一回なってしまうと、トラウマになってしまうらしい。

それから一か月後、また迷走神経反射になった。今度は、誰もいない家のリビングで倒れた。記憶はあんまりないけど、また救急車を呼ばなければいけないかもしれないと思った。地面に転がり、右へ、左へ体を動かしていないと痛みでどうかなってしましそうになる。もう、トラウマだ。

そして今日、三度目の迷走神経反射になった。あの酷い痛みを経験して、生理が始まりそうだと感じた瞬間から薬を飲むようになった。そのおかげか、ここ最近は何も起こっていなかった。だけど今日、あっという間にパニックになって、またあの信じられないくらいの痛みが私を襲うのではないかと思うと、だんだん変な汗が出始めて、気付いたら廊下で青ざめた顔で横になっていた。自分の部屋へ薬を取りに行くことができなかった。

幸い、朝の早い時間で家族がいたから今こうやって文章を書くことができているのだけど、もしも三時間遅かったら私はどうなっていたんだろう。

ちゃんと自分なりに予防をしてきたつもりだったけど、今回みたいに寝ている間に腹痛になってしまった場合はどうしたらいいのだろうか。まだまだ準備不足なのだろうか。分からないし、今後も迷走神経反射と共に生きていかなくてはならないと思うと心底怖い。来年から関東で一人暮らしだが、ちゃんとやっていけるだろうか。何かあったときのために、電話番号や自分のことについて書いた紙を持ち歩くことにしよう。薬や、水もなるべく自分の近くに置いておこう。

できることから始めよう。少しでも、自分を守れるように。


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