現役人事の受験体験記

みなさん、こんにちは!

今日は、シーズン真っ只中の「受験」について書いていきます。
私の人生においても、上位3位に入る辛かった出来事でしたが、
すごく良い経験でした。この経験が誰かに役に立てば幸いです。

私の卒業大学・卒業高校について

私は、関西の国立大学を卒業しました。高校は大阪府内の私立高校でした。

高校はいわゆる進学校でしたが、私はそこそこ厳しい運動部に所属しており、
高校3年の春までは部活中心の生活、本気で受験に取り組み始めたのは7月くらい
だったと記憶しています。

そして、現役で大学に進学しました。
が、私立大学の受験では、絶対に受かると思っていた「関関同立」に全て落ち、
受からないと思っていた国立に受かったという稀有な経験をしています。

今でも落ちた理由ははっきりしませんが、私立は対策をしていなかったので、
そのせいだと自分自身には言い聞かせていました。

まあ結局進学できたので良かったですが、受験は辛い経験が多かったです。
受験の期間を通じて、私が考えていたことや理解しておいた方がいいことを
ここからお伝えしようかなと思います。

受験勉強をなぜするのか?

受験勉強をする理由は、人それぞれ異なります。
こんなことをわざわざ考える人は少ないのかもしれませんが、私はしっかりと
考えていたので、軸がブレずに最後まで乗り切れたかなと思います。

私にとっては、大学に進学することは手段であり、将来のキャリアに繋がる大切なステップと考えていました。受験勉強を通じて自分の限界に挑戦し、自己成長を実感することができる貴重な機会とも言えます。要は、自分を高めながら、社会で稼ぐために必要と思っていた「学歴」を手に入れるため、と割り切っていました。

サラリーマン家庭だったので、サラリーマンで生きる前提で考えていました。
そのためにはやはり学歴は重要な要素です。学歴次第では、行きたい企業の面接を受ける機会すら与えてもらえない可能性があるのが今の日本です。

なので、自分の人生を豊かにする手段として「学歴」を手に入れるためにやっていました。社会に出て、「学歴」はあまり関係なくなってきましたが、スタート段階に立つためには必要でした。ただ、これはサラリーマンに限ります。個人事業主の職業は、高卒だろうが大卒だろうが何も関係ありません。

受験勉強は、そういった学歴のためという視点もありますが、受験勉強は単に知識を詰め込むだけではなく、計画性や問題解決能力、忍耐力といった社会で必要とされるスキルを磨く場でもあります。こうしたスキルは、受験だけでなくその後の人生でも役立つものです。そのため、受験勉強は「未来の自分への投資」と考えることができます。


逆に受験勉強をしなかったらどうなるのか?

もし受験勉強をしなければ、目標とする大学への進学が難しくなる可能性が高まります。それが結果として、自分自身の可能性を狭めてしまうことにも繋がります。
受験勉強は、ただ学校や大学に合格するためだけのものではなく、自分の知識やスキルを広げ、未来の選択肢を増やすためのプロセスです。

また、受験勉強をしないことで、後悔の念を抱くこともあります。
周囲の友人が目標に向かって努力し成果を上げていく中、自分だけが取り残されていると感じることもあるでしょう。もちろん、受験勉強をしなかったからといって人生が終わるわけではありませんが、その分、他の場面で努力を重ねる必要が出てきます。


受験勉強で最も大切なことは何か?

受験勉強で最も大切なことは「目標を明確にすること」です。

どの学校や大学を目指すのか、なぜその目標を達成したいのかを具体的に考えることで、勉強へのモチベーションが高まります。目標がはっきりしていれば、途中で迷ったり挫折したりしても、自分を立て直す指針になります。

次に重要なのは「効率的な勉強法を見つけること」です。限られた時間の中で最大の成果を上げるためには、自分に合った学習方法を見つけることが不可欠です。例えば、暗記が得意な人もいれば、問題を解きながら理解を深める方が向いている人もいます。自分に合うやり方を模索しながら、勉強を進めることが重要です。

さらに「健康を維持すること」も見逃せません。実は最も大切と言っても過言ではありません。規則正しい生活は最も重要です。また、睡眠不足や栄養不足は、集中力を低下させ、学習効率を悪化させます。適度な休憩と運動を取り入れながら、バランスの良い生活を心がけましょう。


受験勉強で最も辛かったことは何か?

受験勉強で最も辛いと感じるのは、長時間の学習に伴う精神的な負担や孤独感です。特に、結果が思うように出ない時期や、周囲と比べて劣等感を抱く瞬間は、多くの受験生にとって試練の時です。

そのような辛い時期を乗り越えるためには、小さな成功体験を積み重ねることが大切です。例えば、模試の成績が少し上がったり、新しい問題が解けるようになったりすると、自信を取り戻すきっかけになります。

また、友人との遊びや趣味に費やす時間を削らなければならないことも辛さの一つです。周りが楽しそうにしている中で自分だけが机に向かうのは、心に葛藤を生むことがあります。特に私の学校は進学校でしたが、推薦組もいましたので、11月くらいに既に進学先が決まっていた人たちも見ました。部活の仲間でも早々に進学先が決まっていたりして、決まっていない身からすると辛かったです。

あとは、「勉強場所の確保」も難しかったですね。塾の自習室も入り浸っていましたが、ろくな大学に行かないやつでも受験勉強しているフリをして自習室に入っていたりするんですよね。そういう奴が目障りで、私は図書館とかも良く利用していました。ですが、そう言った環境は色々な要素があるので、絶対に集中できるとは限りませんので、そう言った意味でも良い場所を見つけることは難しかったです。


受験勉強をして良かったことは何か?

受験勉強をして良かったと感じる点は、まず「自分に自信がついたこと」です。困難な課題を乗り越えることで、「やればできる」という自己効力感を得ることができました。

また、計画を立てて実行する力や、時間を効率的に使うスキルが身についたことも大きな収穫です。これらの能力は、大学生活や社会人生活でも役立つものです。

さらに、受験勉強を通じて得た知識や学びは、単なる試験対策にとどまらず、広い視野や新しい興味を引き出すきっかけとなりました。例えば、歴史の勉強を通じて時代背景に興味を持ったり、科学の知識が日常生活の理解に繋がったりすることもあります。


受験勉強の具体的な攻略法

受験勉強を効率的に進めるための具体的な方法を以下にまとめます。

  1. 計画を立てる
    まずは長期的な目標と短期的な目標を設定し、それを基に毎日の学習スケジュールを作成します。無理のない計画を立てることが、継続のカギです。

  2. 基礎を固める
    特に初期段階では、基礎の徹底が重要です。難しい問題に挑む前に、基本的な公式や概念をしっかり理解しておくことが必要です。

  3. 過去問を活用する
    過去問を解くことで、試験の傾向や出題形式に慣れることができます。自分の弱点を把握し、改善するためにも役立ちます。

  4. 休憩を適切に取る
    長時間の勉強は逆効果になることがあります。1時間ごとに短い休憩を取り、リフレッシュする習慣をつけましょう。休憩とはちょっと違いますが、睡眠は非常に重要です。勉強時間を確保するために睡眠時間を削ることはあってはなりません。本末転倒です。それは勉強している気になっているだけで、良い効果は生みません。

  5. 周囲を活用する
    分からないことがあれば先生や友人に質問し、理解を深めることを怠らないようにしましょう。勉強会を開くことで、お互いに刺激を与え合うこともできます。


受験勉強をしている受験生へのメッセージ

受験勉強は確かに大変なものですが、その経験は必ずあなたの力になります。
今は辛いと感じることも多いかもしれませんが、その努力は将来のあなたを支える土台となります。

時には挫折しそうになることもあるでしょう。しかし、そんな時こそ自分の目標を思い出し、一歩ずつ進むことが大切です。「完璧でなくてもいい」「少しずつ前進することが大事」という気持ちを持ち続けてください。

また、自分を追い込みすぎないことも重要です。適度な休憩やリフレッシュを取り入れながら、健康第一で取り組みましょう。あなたの努力は必ず報われます。

いつか私が勤める企業に入社いただき、一緒に会社を高めていけたら嬉しいです。これから最終の追い込みだと思いますが、最後までやり切って後悔ないようにしてください。みなさんのこれまでの勉強に敬意を持ち、応援しています!


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