きっどえー(kidA jp)

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最近の記事

サンリオVfes2024 kinu 6th live "まわる、ひらく。"感想文(2/28版)

(2024/4/9 追記) 本記事と内容が一部重複しているコラムがバーチャルライフマガジンにて掲載されています。 【コラム】サンリオVfes2024のキヌさんライブで『羽を渡された』と感じてしまった人の手記 | バーチャルライフマガジン (vr-lifemagazine.com) 第二回目以降のキヌさんライブを観た事による解釈や感想の変化を踏まえつつ、「ライブを観て筆者が感じた事」により注目した内容の記事となっています(ライブの裏話や内容の詳しい説明はキヌさんのロングイン

    • VRの『つぎの世界』は何か、『リアル世界』と『VR世界』の関係性から考えてみた

      はじめに(『はじまりのおわり』に続く時代とは?)僕がVRChatを始めたのは2021年12月のことだ。当時(旧名)OculusQuest2の大規模セールが行われており、僕も含め多くの人がVRChatの世界に参入していた時期だった。 そのころから、「VRChatの『始まりの時代』は終わりかけているのでは?」とぼんやり思っていた。少数の人間が当事者意識を持ってコミュニティを形成し、盛り上げようとしている雰囲気が僕がVRChatを始めた当時はかろうじてあった気がする。 時が経って

      • 『VRChatワールド10選2023(PC部門)』に投票したワールドとその理由

        『2023VRChatワールド10選』が現在投票受付中となっています。(12/14締め切り) 過去に書いたことがある話ですし詳しくは述べませんが、前回の『VRChatワールド十選』に参加し、投票結果の放送を見たことが自分のVRCライフが変わった起点になったと思っています。 今回、「自分が選んだワールドをコメント込みで紹介したい!」との意気込みで記事を書きましたので良かったら最後までご覧ください。 (紹介順は順不同) 1.Gumball Lounge3.0様々なテイストが詰

        • 自分の立ち位置を定義し続けよう。自分のために。

          VRChatでのコミュニティに関してうんざりする出来事が続いたのでこうしてnoteを書いている。でも、具体的に何があったかは書かないでおく。 思うに、こういう時期は(内容こそ違えど)以前にもあったし、きっと今後も来るのだろう。 コミュニティに所属している一人一人が「コミュニティを生かすも殺すも自分次第だ」という自覚と危機感を持って活動する時期はもう終わったんだと思う。 それでも(VRChatという)コミュニティでの生活は続くし、続けていきたい。ならば自分の立ち位置を確認し続

        サンリオVfes2024 kinu 6th live "まわる、ひらく。"感想文(2/28版)

          18年経っても論破できる気がしないコメントについて

          noteが「5ヶ月連続投稿に挑戦してみませんか?」と言ってきたので、大昔のblogで見かけたコメントを孫引きの形で紹介させていただく。 18年経ってもここに述べられた法則は変わっておらず(むしろ強化されているまである)、だからこそ現代のblogの最前線であるnoteに転載して語り継ぐ必要があると感じたので。 転載元:https://www.tumblr.com/udon13-blog-blog/232782371/%E4%B8%80%E8%88%AC%E8%AB%96%E3%

          18年経っても論破できる気がしないコメントについて

          VR上と物理現実上の人格の違いについてー「分人主義」を用いた考察ー

          半月ほど前に「『VR上の自分が小説化される事によって魂が救われた』という出来事について」という記事を書いた。そのまとめとして出した という疑問について、自分なりに考えた事をこの記事で書いていこうと思う。 結論を先に言うと、(この前ツイートしたように)僕は 「これは物理現実(現実世界)にもある事がVRに持ち出された現象であるので、今後このような事例は増えうる」 と考えている。 なぜそう考えるようになったか、「分人主義」というキーワードを用いつつ説明していこうと思う。 分人

          VR上と物理現実上の人格の違いについてー「分人主義」を用いた考察ー

          「VR上の自分が小説化される事によって魂が救われた」という出来事について

          「cluster」内のイベントで聞いた「Vtuberの演者の過去を題材にした小説によって、演者自身の魂が浄化された」という話が衝撃的だった、という話をしようと思う。 あみのθさぷりというメタバース上で活動しているVtuberのメンバーで(現実世界でもともと幼馴染だった)フェニル・アラニンさんとリジンさんを題材にした小説が現在twiiter上で連載中で、イメージイラストや朗読動画の公開も順次行われてるとのこと。 (「あみのθさぷり」の活動内容や朗読動画についての詳しい内容はs

          「VR上の自分が小説化される事によって魂が救われた」という出来事について

          「激動の日」に思う

          2023年3月24日は「VRChat激動の日」として語り継がれるんじゃないか。そう思うぐらい大きなことが色々あった。 これに加え、(VRChatには直接関係ないながらも)もう一つの衝撃的な出来事が夕方にあった。 これらの出来事について、僕は深く解説したり語ることができるほどのかかわりを持っていないのでその辺の説明や感想を述べるのはやめておく。 (ぽこピーランドについては一人で入って「あ、これ気合い入れて向かい合わなきゃダメな奴だ」と直感して5分ほどで退散してきたけど。あの

          「激動の日」に思う

          VRCで感じた「つながり」の連鎖について

          この前の記事を書いた際、「この話までしたらさすがに話が長くなりすぎる」と思ってやめた話をする。そのあとで進展もあった事だし。 1.VRChatワールド10選(2022/12)VRChatワールド10選という企画がある。簡単に言うと「今年一年間(厳密には前の年の12月1日からの12か月の間)にPublishされたワールドの人気投票を行い、集計結果を動画配信等で公開する」というものなのだけど、去年末も開催されたその企画に自分は投票で参加した(ORGANISMをどうしても推したく

          VRCで感じた「つながり」の連鎖について

          サンリオVfes2023のキヌさんのライブに心揺さぶられたVRC一般勢の記録

          書き始めるこの段に及んでも、何から書き始めてどこまで言及すればいいのか、考えがまとまらずにいる。 言いたいことを全部書き出したら多分誰も読んでくれないぐらいの分量になってしまいそうなのは分かっているので、 ・どのような状態であのライブに接し ・ライブの時どのように感じ ・ライブの後どのように思いが変化していったのか ・なにより、なぜここまで揺さぶられるようなことになったのか に絞って書いていこうと思う。 1.ライブ開始までのこと1-1 VRCにおける自分の立ち位置 まず自

          サンリオVfes2023のキヌさんのライブに心揺さぶられたVRC一般勢の記録