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大人が大切にしたい!子どもへの学習指導〜学力より〇〇力?〜

今日は、現職教員であるわたしが、学習指導で大切にしていることというテーマです。

実際に子どもたちに配った通信の一部を引用しました。

同じ内容の音声配信もしてみてます。
花粉症が辛くて鼻声ですが‥笑

点数が「悪い」と、頭が「悪い」になるの?

早速ですが、これまで返却された答案を手元で見てみてください。その点数や内容はどう感じますか?平均点いかなかった・・・50点「しか」とれなかった・・・など様々な感想があると思います。

でも、50点を取ることは「頭が悪い」ということになるのかな?

・・・私の答えは「NO」だと思っています。下の図をよく見てください。

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授業の船から降りて、自分で勉強し始めた時、一人一人の得意不得意や能力は全く違っています。

もともと20点くらいのAさんが自習で努力してとった50点と、もともと70点くらいのBさんがとった50点では意味合いが大きく変わってくるのがわかりますか?

大切なのは、「友達や平均点からどれくらい自分が優れているか」ではなく、

自分の現状と、目標点数や答案内容とがどのくらい近づけたか

ということ!!

近づけなかったから「わたしは頭が悪い」のでは全くありません。

近づけない学習方法をしていた、というだけです。

そのことに注目しない限り、
自分を成長させる力=学習力は身につかないです。
次はどの部分をどう変えていきたいですか?
「できること」から注目していこう!!!

(参照:「けテぶれ」宿題革命!)

🖋あとがき

ここまで記事を読んでくださった方、ありがとうございました😊

よかったら、ほかのエッセイや読書ノートも目を通してもらえたら嬉しいです!

< 自己紹介 「7つの習慣と教師とわたし」>


<教員が学校教育で悩んでいること、アレコレ>

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