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大人と子どもの関係

今回は、子どもの凄さについて書きたいと思います。私は、塾講師をしているため、小学生から高校生まで様々な年齢の子どもたちと接する機会があります。そんな環境のなかで、私が子どもたちから教えられたことや驚かされたことを書きたいと思います。

子どもたちは、常に自分の出来ないこと、知らないことに直面しています。勉強、部活動などいろいろな壁にぶつかっています。また、昨今では人間関係の壁にぶつかっている子どももいます。しかし、愚痴を言いながらも、子どもたちの多くは壁を乗り越えようと一生懸命です。子どもたちが口に出さなくても、見ていればわかります。だから、私はいつも「子どもたちに負けてはいけない。」「子どもたちよりパワフルでいたい」と思えるのです。子どもは、大人の姿を見ていないようでも、必ず見ています。そのような意味でも、大人は絶対に子どもたちの憧れにならなければならないと思います。

強制は反発を生む。「勉強しなさい」は「勉強しない」を生みます。大人は、自分でどうするべきかわかりますが、子どもはわかりません。だから、無理やり何かをやらせても反発を生むだけです。たとえ無理やり大人の言う通りにさせても、子どもの目は確実に輝きを失い、無気力な子どもになります。しかし、反対に、子どもに何も言わずに、ある程度の自由を与えた場合、とてつもない力を発揮します。中学生の時、勉強の成績が良くなかった子どもが、高校生になり、親から少し自由になったことで、勉強に火がつき、人が羨む国立大学に合格するなどの現象が起きます。

子どもは、途轍もない力を持っています。だから、子どもを信じましょう!そして大人は子どもたちにいつも見られていると思い、パワフルに人生を楽しみましょう!大人たちが楽しそうにしていれば、子どもたちも必ず人生を楽しむようになります。

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