ヤト

知的障害児の施設職員で社会福祉士の41歳。妻と子ども2人と猫2匹との6人(匹?)家族。…

ヤト

知的障害児の施設職員で社会福祉士の41歳。妻と子ども2人と猫2匹との6人(匹?)家族。 Twitterで書ききれない思いや考えを書いていくつもりです。 Twitter アカウントは こんぶ (@k___onb) https://twitter.com/k___onb?s=09

記事一覧

クリスマス・イブ、幸せな1日を過ごしながら少年は願い事をした。
「この幸せが続きますように」
あくる日、少年は幸せな1日を過ごしていた。夜になると少年は「この幸せが続きますように」とサンタに願ってベットに入った。
Merry Christmas

ヤト
6か月前
3

キャラメル

通勤途中、バスのロータリーで前を行く若い男性が物を落とした。正確に言うと落としたような気がした。自分とほぼ同時に小学生くらいの男の子も気付いたようだ。男の子の目…

ヤト
2年前
49

「道」

この世界には色々な道がある


曲がりくねった道

まっすぐな道

上り坂下り坂

海辺の街へ続く道

いつかあの人と2人歩いた道


でも一つだけ変わらない事がある

それは君は今も、君の道の上に立っていると言うこと

ヤト
3年前
21

「花」

花はいつだって、それだけで詩です

種として、土の上に落ちるときも

芽を出して、土に根をはるときも

葉をひらき、太陽のひかりを受けるときも

花をひらき、ハチに花粉を運ばれるときも


そして実を結び、枯れていくときも


花はいつだって

ヤト
3年前
26

「空」

空は気まぐれ

雲も気まぐれ

雨も気まぐれ

風も気まぐれ

太陽も気まぐれ

雪も台風も気まぐれ


でも君は、もっと気まぐれ

ヤト
3年前
8

夕焼けから連なる雲の上を歩いて渡って行けたらいいな。そうして向こうからやってくる人は、きっと向こうの世界の人。もしまた会えるなら、ばあちゃんに会いたいな。向こうで元気にしてるだろうか。

ヤト
3年前
11

好きなときに
好きな場所へ行って
好きな本を読みながら
好きな飲み物を飲んで
好きなだけ考え事をしていられたら
それだけで充分幸せ
そんな私の小さな世界は
今日もまだ存在している

ヤト
4年前
17

見られ過ぎると恥ずかしかったり嬉しかったり、人ってわがままなんですよね。うん、わがままで良いんですよね。

ヤト
4年前
8

大気に微かに揺らぐ遠い星の光

この目に届くは過去の姿

ただただ信じて想うほかない 

まだそこにひかり輝いていると

Twitterより引用

ヤト
4年前
8

【予定】

ひんやりとした空気を吸い込みながら、大きな鉄格子の門をくぐると、ゆうに50年は生きているだろう欅の木が何本も静かに佇んでいる。 欅を縫うように敷かれた石畳の道には…

ヤト
4年前
11

【星の光】
宇宙に散らばる星と星とは離れていて、その間の空間には何もないように見える。

しかし星から放たれた光は、その空間をいとも簡単に伝わり続ける。

もしそれが、遠く彼方に離れた星同士だったとしても、いつかきっと光は届き、星を照らす。

光とは、そう言うものだから。

ヤト
4年前
11

【夢】
貴女はもう寝てしまっただろうか。だとしたら、夢の中の椰子の木の下に眠るその顔を、本を片手にずっと眺めていたいと願う。遥か遠くに揺れる星達に見守られて、僕は限りない勇気を得るだろう。すべては貴女か起きる時にそばにいて、「おはよう」と言う一瞬のために。

ヤト
4年前
11

我が家に来て1年 交通事故での出会い

 テンは2018年の年末、川崎市のとある川沿いの小路で川を眺めていた。生後数カ月の野良猫だ。白地が多めの黄地虎模様。  道路に飛び出した瞬間、排気量250ccの大型スク…

ヤト
4年前
10

朝の出勤途中の街並み。寂しさと静けさ。

ヤト
4年前
7

ちょっと色々書いてるけど、急ぐとつかれるのでまたいつか。なのでとりあえず先日行った三浦半島の写真を。とても綺麗で清々しい空でした。

ヤト
4年前
5

猫さん

ヤト
4年前
8

クリスマス・イブ、幸せな1日を過ごしながら少年は願い事をした。
「この幸せが続きますように」
あくる日、少年は幸せな1日を過ごしていた。夜になると少年は「この幸せが続きますように」とサンタに願ってベットに入った。
Merry Christmas

キャラメル

通勤途中、バスのロータリーで前を行く若い男性が物を落とした。正確に言うと落としたような気がした。自分とほぼ同時に小学生くらいの男の子も気付いたようだ。男の子の目の前の地面には落ちたまま動かない、キャラメルの黄色い四角い箱。

男の子と目が合った。不安が見て取れる。「これどうしたらいい?」と問いかけて来るようだ。それに応えて声を掛ける。

「どうしたの?」
「あの人が落として…」

「渡しに行こう。

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「道」

この世界には色々な道がある


曲がりくねった道

まっすぐな道

上り坂下り坂

海辺の街へ続く道

いつかあの人と2人歩いた道


でも一つだけ変わらない事がある

それは君は今も、君の道の上に立っていると言うこと

「花」

花はいつだって、それだけで詩です

種として、土の上に落ちるときも

芽を出して、土に根をはるときも

葉をひらき、太陽のひかりを受けるときも

花をひらき、ハチに花粉を運ばれるときも


そして実を結び、枯れていくときも


花はいつだって

「空」

空は気まぐれ

雲も気まぐれ

雨も気まぐれ

風も気まぐれ

太陽も気まぐれ

雪も台風も気まぐれ


でも君は、もっと気まぐれ

夕焼けから連なる雲の上を歩いて渡って行けたらいいな。そうして向こうからやってくる人は、きっと向こうの世界の人。もしまた会えるなら、ばあちゃんに会いたいな。向こうで元気にしてるだろうか。

好きなときに
好きな場所へ行って
好きな本を読みながら
好きな飲み物を飲んで
好きなだけ考え事をしていられたら
それだけで充分幸せ
そんな私の小さな世界は
今日もまだ存在している

見られ過ぎると恥ずかしかったり嬉しかったり、人ってわがままなんですよね。うん、わがままで良いんですよね。

大気に微かに揺らぐ遠い星の光

この目に届くは過去の姿

ただただ信じて想うほかない 

まだそこにひかり輝いていると

Twitterより引用

【予定】

ひんやりとした空気を吸い込みながら、大きな鉄格子の門をくぐると、ゆうに50年は生きているだろう欅の木が何本も静かに佇んでいる。

欅を縫うように敷かれた石畳の道には、色づき風に落とされた葉が好き好きに散らばっている。

使い古したスニーカーのゴム底の、貧弱な感触までが心を弾ませる。今日は何も予定がないのだ。

蔦に囲われた壁にはいくつもの小さなひび割れがあるが、ここへ来る人の中にそれを気にする人は

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【星の光】
宇宙に散らばる星と星とは離れていて、その間の空間には何もないように見える。

しかし星から放たれた光は、その空間をいとも簡単に伝わり続ける。

もしそれが、遠く彼方に離れた星同士だったとしても、いつかきっと光は届き、星を照らす。

光とは、そう言うものだから。

【夢】
貴女はもう寝てしまっただろうか。だとしたら、夢の中の椰子の木の下に眠るその顔を、本を片手にずっと眺めていたいと願う。遥か遠くに揺れる星達に見守られて、僕は限りない勇気を得るだろう。すべては貴女か起きる時にそばにいて、「おはよう」と言う一瞬のために。

我が家に来て1年 交通事故での出会い

我が家に来て1年 交通事故での出会い

 テンは2018年の年末、川崎市のとある川沿いの小路で川を眺めていた。生後数カ月の野良猫だ。白地が多めの黄地虎模様。

 道路に飛び出した瞬間、排気量250ccの大型スクーターに轢かれる。とてつもない衝撃だったに違いない。それでも死ななかった。奇跡だ。

すぐに最寄りの平野動物病院に運ばれて一命を取り留めた。幸運にも後遺症1つない。しかも病院は親切にもしばらくの間保護をして飼い主を探してくれた。

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朝の出勤途中の街並み。寂しさと静けさ。

ちょっと色々書いてるけど、急ぐとつかれるのでまたいつか。なのでとりあえず先日行った三浦半島の写真を。とても綺麗で清々しい空でした。