![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/17644595/rectangle_large_type_2_b10e647cf8a38de2bf0c84697d9326e7.jpg?width=800)
我が家に来て1年 交通事故での出会い
テンは2018年の年末、川崎市のとある川沿いの小路で川を眺めていた。生後数カ月の野良猫だ。白地が多めの黄地虎模様。
道路に飛び出した瞬間、排気量250ccの大型スクーターに轢かれる。とてつもない衝撃だったに違いない。それでも死ななかった。奇跡だ。
すぐに最寄りの平野動物病院に運ばれて一命を取り留めた。幸運にも後遺症1つない。しかも病院は親切にもしばらくの間保護をして飼い主を探してくれた。
一週間後、子ども連れの夫婦が対面する。男には見覚えがあった。自分を轢いたバイクの後部座席に乗っていた奴だ。(何しに来たんだ、お前。まあ病院に連れて来てくれたのには感謝するが…。)
男の子ども達や妻、そしてもちろん男自身に気に入られ、テンは男の家に暮らすようになった。名前も住処ももらい、先住猫の「コト」にも負けないタフさでもうかれこれ1年になる。
とんだ出逢いもあるものだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?