【夢】
貴女はもう寝てしまっただろうか。だとしたら、夢の中の椰子の木の下に眠るその顔を、本を片手にずっと眺めていたいと願う。遥か遠くに揺れる星達に見守られて、僕は限りない勇気を得るだろう。すべては貴女か起きる時にそばにいて、「おはよう」と言う一瞬のために。

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