なかひろし
シロクマ文芸部に参加させていただいた作品です。
毎週ショートショートnoteの企画に参加させていただいた作品です。
ショートショートnote杯完走しました。投稿した作品です。
「流れ星だ!」 見上げた空に、ひとすじの光が流れていった。 ケンとコウはバッテリー。 ケン…
今朝の月。 見上げた空に浮かんでいた。 月曜日の朝、眠い目をこすりながら、マイは駅に向か…
◀ そこにケンタが憧れ続けた、高校三年のアサミがいた。 驚きからケンタが声を出せずにいる…
▷ 北風が吹き荒れる十二月の寒い日。 ケンタは、ユウキの会社が入っている高層ビルを再び見…
第1話 青いカードに、青い字で「βlue」。 裏返すと、短い文章が書かれている。 「アサミを…
ラムネの音がした。 瓶の中のビー玉がころがる「カラン」という音。 この音を聞くと、コウヘイ…
白い靴、汚したくないなぁ…。 中学生のアキは降り出した雨を、教室の窓越しに恨めしそうに見…
花吹雪が舞い、顔の上に落ちてきた。 散り際の桜の木がある川べりで、一人寝転んでいたケンは…
「朧月〜風を待つ身の〜淋しさよ〜」 突然立ち上がり、俳句を詠み出したケンの顔を見ながら、…
「チョコレート?」 金庫の前で俺は途方にくれていた。 タワーマンションの一室。 羽振りのよ…
雪化粧で病院の中庭は覆われていた。 「まだ降ってるわね」 病室の窓を開け、外を見ていたママ…
最後の日、僕はギターを手に浜辺を歩いている。 毎年最後の日、つまり大晦日は、高校のバンド…
「thank you」 錆びついた机の上に、釘で書かれたような文字を、私はぼんやりと眺めている。 …
誕生日だからって何かが変わるわけじゃない。 ただ一つ年を積み重ねるだけ。大学受験を控えた…
飲みたくもないコーヒーを今日もまた飲む。 小牧幸助文学賞に参加させていただきます。