懐かしさと新しいさを楽しめる!『シン・ウルトラマン』を観ました。
シン・ウルトラマンがやっと公開されました。コロナで延期になってしまった経緯があるので、待ちに待った作品でした。ある意味「人間くさい」ウルトラマンを見れて、大満足です。感想を綴ります。(※若干ネタバレします。)
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難しくてわからない会話があるのに、納得感のあるストーリー
『シンゴジラ』の時も難しい会話たくさんありました。「シンウルトラマン」でも物理なのか、生物なのか、科学なのかわからないですが、難しい会話がたくさんありました。理解できたかと問われると、正直よく理解できませんでした。
でも、ウルトラマン/敵の意図・野望など話の骨子はわかりました!ウルトラマン初心者でも楽しめると思います。この細部は難しいけど、全体はわかる構造が印象に残っています。「禍威獣(カイジュウ)」を倒す理由や交渉する意図がわかり、政府など組織の人らしさも見られました。
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ウルトラマンに対する解釈が目まぐるしく変わることも見所です。
登場したときは謎に包まれた「銀色の巨人」でしたが、どんどん変わります。(物語の根幹に触れるので詳しく書きません。)人間側は見たいものをみているようで、期待というフィルターを通してウルトラマンをとらえているようでした。
ウルトラマンが「禍威獣(カイジュウ)」をただ倒す話ではなありませんでした。
ウルトラマンや「禍威獣(カイジュウ)」と出会った人が右往左往する話としても楽しめます。もちろん、ウルトラマンの秘密や人間くさくなっていく過程も楽しめます。
演技やカメラワークにも注目
顔がスクリーン前面に出てくるシーン(顔をどアップで映すシーン)が多かったです。主人公・神永(斎藤工)の無表情気味な顔と、バディ・浅見(長澤まさみ)の豊か表情が対になっているようでした。
ウルトラマンと「禍威獣(カイジュウ)」が戦うシーンには懐かしさを感じました。戦っているシートは横から映りがちなイメージでした。また、スペシウム光線のポーズや変身時の絵面など、あぁ~あったなと思いました。
昔見ていたウルトラマンは一話完結型で怪獣と戦って、胸のタイマーの色が変わるまでに決着がついていました。一方、「シンウルトラマン」は胸のタイマーもなかったですし、政治の話も絡むお話でした。
懐かしさもありつつ、新しくなった(変わった)部分の両方を感じ取りることができました。
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単純には終わらないウルトラマンも好きだなと思えた作品でした。
まだ見ていない方は見ることをお勧めします!
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
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