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#276_透明に澄んだ状態で自分自身に「こうあるべき」「こうあってほしい」「こう見られたい」のようなバイアスを含んだ意味づけをすることを手離して、ありのままを受け入れます。

人間はゆっくり変わります。
前に意識したときにどうだったか、覚えていないくらいゆっくり変化します。

関節や筋肉や内臓やこころは、ゆっくり時間をかけて壊れたり、ゆっくり時間をかけて良くなったりします。

変化はあまりにゆっくり過ぎて、人間はそれに気づかなかったり、気づいていても対処を後回しにします。

後回しになった関節や筋肉や内臓やこころは「うさぎとかめ」の寓話のように、知らぬ間に後戻り出来ないところに。

自分の中で起こっている、とても小さな変化に気づく手段として、瞑想やアーサナはとても有効です。

とても小さな変化に気づくために、わたしたちはとても静かに、透明に澄んだ状態になることが出来ます。

透明に澄んだ状態で、わたしたちは自分自身に「こうあるべき」「こうあってほしい」「こう見られたい」のようなバイアスを含んだ意味づけをすることを手離して、ありのままを受け入れます。

心身の状態をありのままに受け入れることは、それが究極の姿としてどうありたいのかという気づきを含み、気づきはゆっくりとおだやかにわたしたちを導きます。

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