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#044_ライフスパンに付き合ってくれる人はなかなかいないので、自分ひとりで出来る良い方法を探すことになります。

ヨガは「静かである状態」を大切にします。
物音を立てないという意味ではなく、自分の中が静か、という意味です。

立ち振る舞いやマナーではなく、つまり外から見た自分の状態ではなく、いちばん本質的な幸福や満足にたどりつくために、ライフワークとして自分と向き合うための最初の一歩。

自分の目を見るためには鏡やカメラが必要なように、わたしたちが自分の心身の状態を知るためには他人の目が必要です。

でもライフスパンに付き合ってくれる他人はなかなかいないので、なにか、自分ひとりで出来る良い方法を探すことになります。

ゆっくりした動きで座って、ゆっくり待っていると、ノイズが沈殿して自分の呼吸が聴こえてきます。呼吸の音で自分の状態、静かかどうかを知る。

モノサシもお手本もないので、回数を重ねて、定点観測を続けて、じぶんでスタンダードを設けていく作業になりますが、静かであることの心地よさがインセンティブになります。



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