#051_「そうじゃないよね」とK師が言ったのを、不思議に思っていた時期がありました。なぜだろう?間違ってないのに。
K師の知人が、死を直前にした病床で、(自分をそんな境遇にした原因の)社会問題を声高に批判していたそうです。
批判は一字一句正しく、明快な論理に貫かれており、その社会問題が存在しなければ知人は死ぬ必要がありませんでした。
「そうじゃないよね」とK師が言ったのを、不思議に思っていた時期がありました。なぜだろう?間違ってないのに。
どれだけいまわしい状況にあっても、そのことに揺さぶられない生きかたがあります。
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