#169_時間と空間を日常から切り離し、その場にいる者はお互いにコミュニケーションを持たず、講師は眼を閉じます
アーサナ(ヨガのポーズ)をしているひとの状態にはふたつの種類があります。
意志の力で身体をポーズのカタチにして筋力で動かないように固定している状態と、調和がとれて緊張が消えて動く必要がなくなって静止している状態。
ヨガでは後者を良しとします。
後者であるために、つまり、他人から見た自分の姿を整えるために身体をコントロールしているのではなく、自分の心身が静かに澄んで深い気づきと癒しが実現する準備が出来ている状態のために、時間と空間を日常から切り離し、その場にいる者はお互いにコミュニケーションを持たず、講師は眼を閉じます。
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