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いろんな人に出会える海外生活

日本でサラリーマンをしていたころは、新たな人に出会う機会はとても限られていました。

来る日も来る日も会社の上司や同僚、協力会社の人たちと顔を合わせ、勤務時間も休憩時間も残業時間もずっと一緒にいました。

IT企業と言うと華やかなイメージを持たれることは多いけれど、僕がいたのは日本の古くからある会社でした。そのため、白くて無機質でなんの無駄もない空虚な部屋で、スーツを着て一日中パソコンを前に、同じ人たちに囲まれながら仕事をする毎日でした。

今から5年前、そんな日々が苦しく、なんとか状況を良くしたいと思っていました。

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僕は今ジョージアの首都・トビリシという街に滞在しています。今年の7月にやってきたから、もうすぐで4ヶ月が経ちます。

2・3ヶ月程度だろうと思ってやって来ましたが、それ以上の滞在となっています。そしてもうしばらくはこの地に留まろうと思っています。

ジョージアは今や物価は日本並みにまで上昇しましたが、依然ご飯は美味しいし、街並みは素敵、まだまだ知らないものがたくさんあります。僕はそんな生活に心を踊らせています。

でもこの国で感じた一番良いところは、この国に来ている日本人だと思っています。

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ジョージアは、海外旅行が好きな人であれば、1年間ビザなしで滞在できる国として有名です。僕もその恩恵を与る形で、期限を決めずに滞在しています。

加えて、一度日本でも話題になったシュクメルリなど味付けがちゃんとしている美味しいジョージア料理、世界的な原産国として知られるジョージアワイン、そして他国と比べても圧倒的に安い法人税など、この国にはさまざまな目的をもって日本人が訪れています。

僕がジョージアを来た理由になった「ノマドニア」というワークショップに代表されるように、1年間のビザなし滞在という特権をバカンスではなく、ノマドワークという目的で来ている人も数多くいます。

仕事をしにも、遊びにも来れるため、日本人の入れ替わりがとても多くある国だとも言えるでしょう。

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僕もこの国に来てから、多くの人と出会ってきました。来る人と仲良くなり、去る人に涙し、そんな出会いの連続です。

ハワイや韓国などの日本人の海外旅行先として知られている国と比べたら、ジョージアは知名度も情報も圧倒的に少なく、地球の歩き方もロンリープラネットも周辺国との抱き合わせでしか出版されていません。

そんな国だからこそ、やってくる日本人は面白い人が多くいます。

ビジネスに遊びに、今までいろんな面白いことをしてきた精鋭たちが揃っています。僕はそんな人たちの経歴や将来のビジョン、考え方を聞き出すのが大好きです。

日本でサラリーマンをやっていた時に抱えていたあの閉塞感は今はありません。この地でこうしていろんな人と出会っています。

あの時、安定を捨ててでもこのような茨の道を選んでよかったな、なんてふと思いました。


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それでは、また明日お会いしましょう!

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