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実家という魔境と今後のこと

日本に帰ってきて4日が経ちました。帰国してからは実家で生活しています。

僕は東京生まれ東京育ちのため、実家も東京にあります。

人に会うのも、何かを買うのも、だいたい東京。とても便利な場所なため、改めてこの環境をありがたいと思うことがあります。

最近、都会風を吹かすな、なんてとある地方のルールが話題になりましたが、僕もそういった人からすると、ただ普通にしていても都会風を吹かしていることになるのでしょうか。

昨日渋谷に行き、安心感を覚えてしまったくらいの都会人です。

建物がなくなっていたり、違うお店ができていたり、少し違う一面があるも、結局ここは前と同じ渋谷だと感じています。

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実家で生活していると、当然両親と共に生活することになります。

僕は海外に出ていた間に自分の部屋を剥奪されてしまったので、もうこの家にはマイスペースが存在しません。

今はリビングの一角を借りて生活しています。そのため、感覚的には「帰省」よりは「居候」に近い状態です。

ネット環境があって、ご飯を出してくれて、風呂トイレを自由に使えて、選択までしてくれる。

これだけであれば大変ありがたい環境ではあるものの、プライベートがほぼなく、両親の暇つぶしに付き合うのはなかなかしんどいものです。

朝は5時に起こされ、その後はテレビの音と画面に気になりながら過ごしています。

テレビではバラエティや報道が流れているも、どれもくだらないことばかり。見たくないのに見てしまうこのイライラ。

想像以上に神経をすり減らしています。

20年以上生活していた場所だから、居心地が悪いわけではないものの、生産性が低くなるし、ただただ自分が堕落していくだけの場所だと思ってしまいました。

ひとりになりたい、というより、誘惑のないところに行きたい。

そんな気持ちが強くなってきました。

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実家の滞在は一時的なものとしています。

実はこれは2回目の出戻りのため、いい加減この家に依存したくない気持ちがあります。

自分の全荷物は段ボール7箱まで減らしたため、だいぶ身軽になってきました。だから、もうここにいるのは金銭的なことだけになってきました。

4月末からは一時的に沖縄に拠点を移す予定ですが、その後もし東京に戻っても、実家に滞在するのはやめようと思いました。

でも、本心ではもう東京にこだわりたくありません。

東京は日本で一番進んでいるし、なんだかんだ落ち着きます。

けれど、東京でしか住んだことがない自分にとって、もう少し日本国内でも他の場所を見てみたい気持ちがあります。

じゃあ次はどこなのか。

イノベーションは常に辺境から起こる。よく言われる言葉です。

ならば、どこか遠くに行ってみたい。

まだまだあやふやな気持ちだけれど、いつかまた海外に行くときに備えて、自分なりに「日本」という国をAからZまで知りに行きたいと思っています。

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明日からまた一週間が始まる。もう怠惰ではいられない。家で作業できないなら外に出る。そして新鮮な空気を吸って、集中していく。

それが今自分がやらなきゃいけないことなのでしょう。

環境のせいにはしない。自分で自分をコントロールしていく。

僕は昔から、ずっと家の中にこもることに何か勿体無さを感じていました。家の中では刺激を得られないから。

今回も家にこもらないで外に出ろ、という合図が出されている気がしています。

明日から新たな一歩を進んでいこう。これからまた頑張ります。




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それでは、また明日お会いしましょ

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