スタッフ50人までの小さな会社のための実践的“ビジョンを実現する「人財育成の仕組み」⑦
0.ごあいさつ
こんにちは。いつもnoteを読んでいただきありがとうございます!
(株)クルージズ・テクノロジーズ 代表取締役の牟田健登と申します。
弊社は、「人や企業の夢やビジョンというゴールまでの航海」を「航海」という意味の英語のクルーズ(cruise)に複数形の「s」をつけて、クルージズというし、その航海を、テクノロジーの力を使って再現性あり、簡便な方法で支援する、という想いで社名を名付けました。
特に、小さい企業の経営理念づくりや、経営計画の実現のための制度づくりとその活用を通じて、ご支援しております。
そのご支援の経験を活かし、この度、『スタッフ50人までの小さな会社のための実践的“ビジョンを実現する「人財育成の仕組み」』というテーマで全7回に分けて、執筆させていただきます。
今回はその第6弾となります。
第1弾はコチラ :「小さな会社の定義」
第2弾はコチラ : 「5つの悩みと目指すこと」
第3弾はコチラ : 「解決出来ない経営者の共通点」
第4弾はコチラ : 「人財育成の仕組み」
第5弾はコチラ : 「人財育成の成功事例」
第6弾はコチラ : 「成功へと導く令和の新ツール」
7.最後に
ここまで、第1章では、「小さな会社」とはなにか、第2章では、その会社の悩みや課題についてをまとめました。1社に平均約23人の従業員がいて、従業員数が5~50名までの会社法人数は全体の約4割ということを確認させていただきました。
そのうえで、経営者の皆様は ①経営者自身の自己実現(幸せ) ②社員の幸せ ③会社や事業の維持・継続・成長を目指されていらっしゃる中で、こんなお悩みがあるのでは、とお示しいたしました。
①熱い想いや理念で起業した/承継したが、従業員に想いが浸透しない
②人材紹介頼りになり採用コストが非常に高いのに、離職率も非常に高い
③管理職を年功序列で決めたので、管理職のマネジメントスキルが低い
④日々、目の前の業務で忙しいので、人事の業務に割く時間がない
⑤人事担当者がいないので、社長や役員が人事の業務をやっている
また、第3章では、こういったお悩みを解決出来ない経営者様の5つの共通点を挙げさせていただきました。
①経営理念や行動指針などがない
②言わなくてもわかると信じている
③昨対など、過去から考えた目標設定をしている
④人材育成の仕組みや、頑張りを報いる仕組みがない
⑤制度を作っただけで満足している
これら5つのような状況では、この大変な時代、お悩みを解決し、経営者様の目指す、自己実現や会社の成長、従業員様の幸せということは叶えられません。
そのためにも、「人財育成の仕組み」をつくり、実行していくことを目指すことが必要ですと第4章でお伝えさせていただきました。
3つのステップがあり、
①理念とMVVの明示とその継続
②シンプルな経営計画書の作成
③経営計画書と連動した人事制度の構築
これらの実行で「人財育成の仕組み」が完成となります。ただし、実際の所、日々お忙しく、スタッフの数も多い訳ではない、という中でこれら全てをやろうとなるととっても大変です。
だからこそ、令和の新時代のツールを使っていきましょう。そのツールこそ、「クルージズ」です。
導入された企業では、単価アップ、人財育成、管理職の成長、新規事業など様々な挑戦と成功がなされております。
経営者様の「こうありたい!」というビジョンや想いはあるけど、様々なお悩みがあると思います。それら、“出来ない理由”という「錨」をあげ、“夢”や”情熱”という「帆」を張り出航、そしてゴールするまでの航海を経営計画書やミッションビジョン・バリューなどを持ち、心強いスタッフたちと共に、いざ、進んでいきましょう。
小さな会社こそ、日本を支え、変えていく大きな力だと信じております。
8.出典、その他参考データ
①『平成24年経済センサス‐活動調査 企業等に関する集計-産業横断的集計(企業等数)』
https://www.stat.go.jp/data/e-census/2012/kakuho/gaiyo.html
②『2022年度版 中小企業白書』
https://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/2022/PDF/chusho.html
③『日本企業の経営課題 2022』
https://www.jma.or.jp/img/pdf-report/keieikadai_2022_report.pdf